メンテナンス記事TOPへ

ネプロスNBR390シリーズ【ツール100選】

掲載日:2016年02月19日 メンテナンス    

記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ)  取材協力/KTC京都機械工具

工具の画像

本体全長はスタンダードタイプ(上から2番目)が180mmで、これに対してショートタイプが100mm、ロングタイプは275mmとなる。ヘッド下で180度振れるフレックスタイプの全長は225mmだ。どこを見ても角の立たない滑らかなラウンドデザインがネプロスシリーズの特徴だ。

送り角度と確実な操作性にこだわる90枚ギアで
最先端を行くネプロス新シリーズラチェット

使い勝手が良いだけでなく、メカニズムや握り心地、表面仕上げにまでこだわり抜いたミラーネプロス。このソケットシリーズの中核を担うのが、小判形として世界最高クラスの90枚ギアを採用したラチェットハンドルだ。幅30mm、厚さ15mmのコンパクトなヘッド内部には、レバー操作により左右にスライドするクローとドライブギアが収まり、ラチェットフィーリングは軽快で空転トルクも軽い。だが力を加えると、両者が7点で緻密に噛み合うことで、ラチェットが滑ることなく確実にトルクを伝達できる。入念なバフ研磨を経ためっき仕上げも大きな魅力だ。

工具の画像

差し込み部はプッシュリリース機構によって、確実にソケットと結合される。ただしボタンは軽く、ソケットの付け替えは容易だ。

工具の画像

手のひらに収まるショートタイプを含めて、重量感はあるが重すぎないバランスが秀逸。こうした点でも質の高さを実感できる。

工具の画像

空転トルクが軽く、締めはじめから締め終わりまでラチェットを使用できる。4度でラチェットを送れるので、狭い場所でも便利だ。

工具の画像

ヘッドには90枚ギアをアピールするロゴが刻まれる。ヘッド内部を見れば、ギア外周の無駄肉は極限まで削り落とされている。

工具の画像

グリップ部分は直径φ20mmと太めだが、内部を中空にすることで無駄な重量増加を防止し、ヘッド部分とのバランスは良好。

工具の画像

ソケットシリーズと同様の、滑り止めゴムリングをグリップエンド部分に装着。

工具の画像

工具の画像

ギアカバープレートはビス止めで、ヘッド内部パーツのリペアキット(税別標準小売価格4,340円)も用意されている。安心して使い続けるため、補修パーツがあるのはありがたい。

アイテム情報

ネプロスNBR390シリーズ
NBR390L 9.5sq ロングラチェットハンドル

希望小売価格 1万4,900円(税抜)

NBR390F 9.5sq フレックスラチェットハンドル

希望小売価格 2万1,200円(税抜)

NBR390 9.5sqラチェットハンドル

希望小売価格 1万1,700円(税抜)

NBR390S 9.5sq ショートラチェットハンドル

希望小売価格 1万600円(税抜)

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索