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AP簡易放射温度計【ツール100選】

掲載日:2015年06月19日 メンテナンス    

記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ)  取材協力/アストロプロダクツ

工具の画像

本体サイズは全長140×幅38×奥行93mm。測定レンズ部分を対象物に向けてトリガースイッチを引くと連続して測定を行い、離すと最終測定時点の数値を保持する。測定部分を狙うのに便利なレーザーポインター機能は備わっていない。

エンジンやブレーキなどの高温部でも
接触することなく温度測定が可能。

アルコールや水銀を用いた温度計は、熱伝導によって測定対象と温度計が同じ温度になることで測定するが、放射温度計は対象の表面から放射される赤外線の強度によって示されるもの。前者に対してレスポンスが良く測定温度範囲が広いのが特徴で、クランクケースやシリンダー、マフラーなど物理的に測定子を接触させづらい場所でも使いやすい。4気筒エンジンのエキパイ温度の差を見れば、各シリンダーの燃焼状態やキャブセッティングの判断にも使える。

工具の画像

グリップ部のカバーを開いた内側が電池ボックスで単4電池が2本収まっている。電池残量が減ると液晶画面に表示される。

工具の画像

測定レンズ部からの距離が離れると測定範囲が広がる。温度計を対象物になるべく近づけることで、ピンポイント測定が可能になり測定誤差が小さくなる。

工具の画像

トリガーを握っている間、液晶画面には測定温度がリアルタイムで表示される。赤いボタンを押すと液晶のバックライトが点灯する。

アイテム情報

アストロプロダクツ

AP簡易放射温度計 2,600円(税抜)

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