シート交換のススメ

掲載日:2012年04月03日 購入基礎知識バイクパーツ購入基礎知識    

バイク購入基礎知識

シートは見逃せない重要なカスタムポイント

乗り心地の良さはもちろん
美しさも関わる重要パーツ

メンテナンスとチューニングを兼ねる駆動系カスタム

バイクカスタムにおいて最も重要な箇所のひとつ、シート。常にライダーの体に接する部分であるシートは、カスタムによってバイクに大きな影響を与えます。また、車体の中でも目立つ部位となるため、ドレスアップを追求するなら必須の交換ポイントとも言えるでしょう。シートカスタムを行う目的は、ライダーによって千差万別。ロングツーリングが好きなライダーなら、長距離での乗り心地の良さや疲労感の低減を重視しますし、スポーツライディングを楽しむ場合はシートのグリップ力や荷重移動のしやすさを気にかけるでしょう。カスタム派なら、もちろんルックスの向上。メーカーやスタイルによって、さまざまな素材や形状がラインナップされており、選ぶ楽しみも豊富です。今回は走りにも見た目にも大きな影響を与えるシートカスタムについてチェックしてみましょう!

こんなにありますシートカスタム手法

手軽で簡単な定番手法

一番ポピュラーなシートカスタムは、シート自体を丸ごと交換してしまうこと。若干高価になる場合もありますが、スポンジ加工の手間などもなく、フィッティングで悩むこともありません。ただ、設定が車種によって限られてくるので、ラインアップ外の車種には対応できません。アメリカンやヴィンテージスタイルの場合は豊富な種類が用意されているので、おすすめです。

要知識、でもリーズナブル

ノーマルのシートベースやスポンジはそのままに、表面だけを張りかえる方法です。オフロードバイクを中心に良く見られる手法で、シート表皮を変えることでグリップ力を高めたり見た目が変わったりします。シート表皮自体はリーズナブルですが、張替えにはタッカーという巨大なホチキスのような道具や技術が必要なので、まずはショップにお願いするのが良いでしょう。

取り付け簡単でお買い得

シートカスタムの中で手軽でロープライスなのが、シートカバーです。車種にあわせたものや汎用タイプのカバーを、ノーマルのシートにかぶせるだけで作業は完了。初心者でも安心して取り付けできます。ルックスを変えるのには最適ですが、シートの中身はそのままなので、乗り心地を変えることはできません。また、カバーの仕上がり具合によっては着座時に違和感が出る可能性もあります。

オリジナリティを追求可能

アメリカンやヴィンテージバイクなどでよく使われるのが、汎用シートを使ったカスタムです。鞍型のシングルシートなど、汎用品として販売されているパーツを現車にあわせて取り付ける手法。取り付けに知識が要るだけでなく、場合によってはバイク側に大きな加工を行わなければいけない場合もありますが、ボルトオンタイプに比べ、圧倒的なカスタムテイストの演出が可能です。

究極のシートカスタム=ワンオフシート加工

世界にひとつだけのシートを
自分のためにオーダーする

ハンドル交換の注意点

シートカスタムの行き着くところ、それはワンオフのスペシャルシート作成。シート加工を専門とするプロショップに依頼すれば、世界でひとつだけのシートを作り出すことができます。乗り心地をよくするだけでなく、デザインを自由に選んだり高さを調整したりと、思うままのシートカスタムをするならこの手法になるでしょう。ただ、量産品ではないので、通常のシートカスタムに比べてコストはかなり高くなります。既成パーツを工夫して個性的な一台に仕上げるのも面白いですが、究極ともいえるシート作成に挑戦するのもカスタムの醍醐味。あなたなら、どの手法を選びますか?

シートカスタムで愛車をイメチェンしよう!

方法を選べばお手軽なカスタム
スタイルにあわせてチャレンジ

ハンドル交換の注意点

一見シートカスタムは難しそうに見えるかもしれませんが、方法によっては、お手軽に愛車を大きく変化させることができる、イチオシのカスタムと言えるかもしれません。また、ライダーによって求める方向性は異なりますが、ライダーと車体がもっとも触れ合う部分だけに、こだわりを持ってカスタムしていきたいポイントです。まるごとシートを交換するか、カバーだけ装着するか…いろいろな手法の中から、愛車をどうやっていじるかを考えるのもカスタムの楽しみのひとつ。ライディングに関わる重要な部分でもあるシートを、貴方のアイデアで個性的にカスタムしてみましょう!

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