バイク購入のコスト

掲載日:2011年11月01日 購入基礎知識バイク購入基礎知識    

バイク購入基礎知識

バイク購入の予算組みは
慎重に検討しましょう

このページでは、バイク購入の予算について説明しましょう。ご存知の通り、バイクは高額商品で購入後もさまざまな維持費を負担しなくてはなりません。もちろん、バイクを楽しむためにはガソリン代などもかかります。だからこそ、充実したバイクライフを送るために、購入予算と維持費、そしてバイクを楽しむためのコストをトータルで考えることが必須なのです。

中古バイクの購入予算

予算=車両価格では大失敗
諸費用って何?

中古バイクを購入するにあたって、「予算=車両本体価格」と考えるのはちょっと考え物です。バイクには、購入するだけでも負担しなくてはならない諸費用というものがあるのです。諸費用とは、車両本体価格以外に必要な経費のことで、税金類と自賠責保険料、登録費用などの各種手数料に大別できます。それぞれの説明は以下の通りですが、買いたい車種と金額が決まれば消費税と重量税額、自賠責保険料が決まります。購入前に、あらかじめこれらの費用を考慮して予算組みをすることが大切です。各種手数料についてはショップに確認しましょう。

現金支払い総額

諸費用詳細

■登録費用

バイクを法的に自分のものにするために必要となる、役所や陸運局への登録手続きをお店に代行してもらうための費用です。

■整備手数料

今までお店に並んでいたバイクを、公道走行可能な状態にするためにかかる工賃だと考えれば良いでしょう。新車の場合は、各種部品の取り付け、オイルの補充、バッテリーの充電などが行われます。中古車の場合は車両の状態によってこの金額が変ってくるので、購入前に整備手数料がどれくらいの額になるのか、という点も踏まえてバイクの細部をチェックしましょう。

■納車費用

購入したバイクを、お店から自宅などに届けてもらうための費用を意味します。自分でお店までバイクを取りに行けば、通常は不要です。

■下取り費用

バイク購入時に下取り車がある場合に請求されることがある費用です。下取り車がそのまま廃車される場合などに一定額を必要とします。

■自賠責保険

正式には自動車損害賠償責任保険といい、バイクの所有者(または使用者)に加入が義務づけられています。料金体系は、125cc以下・126~250cc・ 251cc以上と排気量によって分かれており、排気量が多いほど保険料は高くなります。長期間で加入するほど割引率がアップするので、長く乗り続ける予定なら長期加入することをお勧めします。万一、事故などでバイクが再起不能になり、それ以降の保険が不要になった場合、申請すれば差額は返却されます。なお、自賠責保険の保険料は制度の改定などにより変更されることもあります。ショップに質問すれば現在の正確な金額を提示じてくれるはずです。また、沖縄県及び離島の料金体系は若干異なるので注意が必要です。

■重量税

重量税はバイクの排気量によって2つに分けられます。排気量126~250cc以下は4,900円の重量税が必要ですが取得時だけの納税なので以降は必要ありません。251cc以上のバイクは取得時に5,700円、それ以降も車検毎に経過年数によって重量税が必要になります。なお、125cc以下のバイクに重量税はかかりません。
※2017年3月28日現在 法改正により変更になる場合があります

■消費税

バイク購入時には、車両本体価格はもちろん、オプションや装備品、さらには手数料についても消費税が課税されます。

中古バイクの支払い方法

「少々キツイ」は結構ヤバイ
無理なローンは悲劇の始まり

支払いバイクは高額商品なので、購入に際してはローン(またはクレジット)を組む人が大半です。しかし、ローンの多くは支払回数によって利率(手数料)がアップします。当然、支払回数が増えると支払い総額も高くなることに気をつけなくてはなりません。ですから、豊かなバイクライフを送るためのローンの王道は「月々の支払は十分な余裕が持てる金額にして、なおかつできるだけ短期間で返済する」こと。無理してローンを組むと月々の返済で生活が苦しくなり、「走るためのガソリン代もない…」なんてことも起こり得るのです。また、バイクに乗り始めると当初は予定していなかった維持費や修理費が発生したり、カスタムなど新たな物欲が生じたりしてくるもの。くれぐれも、慎重かつ余裕のある返済計画を立ててください。

手数料

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