美しいフォルムと直感的な操作性!! 高機能ながらも価格を抑えたデイトナの実力派インカム『DT-01』

掲載日:2018年05月28日 バイク用品インプレッション    

取材協力/デイトナ
記事提供/アウトライダー編集部
構成/バイクブロス・マガジンズ
※この記事は雑誌『アウトライダー 90号』(2018年4月24日発売)に掲載された内容を再編集したものです。記事の内容は雑誌掲載当時のものです。

本体を手で軽く叩くだけで操作できてしまう簡単さ!

『DT-01』同士の通話はもちろん、スマホとブルートゥースで簡単接続、音楽や電話/レーダー/ナビ/グループトークなど、およそツーリング中に考えられるインカム機能をすべて網羅。デイトナの『MOTO GPS RADAR』やガーミンの『ZUMO660』など、HFPプロファイルを使用した機器なら、警報や音声案内をシェアすることもできる。

マイクはオープンフェイスヘルメット用のブーム型と、フルフェイスヘルメット用のケーブル型を同梱。マイクと本体は分離式なので、すっきりした装着が可能だ。

集まった仲間と一斉にペアリングモードにするだけで、最大4人までのグループトークが開始可能で、それぞれが接続したスマホの音楽をBGMとして聴くこともできる。走行中に離れて通話が途切れても、通信可能な距離に戻れば自動的に通話が復帰するなど便利な機能が満載だ(通話可能距離は約1㎞)。他社製のインカムと接続してグループ通話することもできるので、インカムデビューで友人に出遅れ、これから始めようとしている人にもおすすめ。

薄くスリムなデザインで、ヘルメットへ取り付けた際の出っ張り感が少なくてうれしい。

一見しただけではどこに操作ボタンがあるのか分からないほどシンプルで美しいフォルムだが、走行中にボタンを探さなくても大丈夫。Gセンサーを搭載しているので、ヘルメットを叩くだけで電話の受話、終話、音楽の再生、停止などが可能だ。

音声案内は日本語なので安心。iPhoneのSiriに対応しているので、マイクに向かって話すだけでスマホの機能を使うこともできる。また「DT-01」は、最大3件まで登録可能なスピードダイヤル機能があるので、よく通話する相手先の電話番号をあらかじめ登録しておくとより便利に使える。

電源は充電式の内蔵電池で、連続最大通話時間は約12時間。通話品質を損なわず、より低音を重視した高音質スピーカーを採用しているから音楽リスニングも大満足だ。

本体と配線の接続部がL字処理されているため、見た目がスマート。そればかりかヘルメットをテーブルや地面に置いた時に配線が直接触れないので、断線のリスクが低い。

本体に設けられているUSB-Cポート。充電をし忘れた時など、モバイルバッテリーから給電しながら使用することも可能だ。

1個セットの内容。本体のベースプレートの装着は、面ファスナーかクリップで行なう。各パーツは単品で補修部品の設定があるので、ヘルメット2個に対して本体1個を使いまわすこともできる。

フェイスパネルは交換可能(オプション)で1枚864円から。愛車の色に揃えるのもいい。

DAYTONA 『DT-01』

防水性能:IP67相当
電源:充電式リチウムイオンバッテリー
充電端子:USB Type-C
本体寸法(mm):L105×W46.5×H19.4
本体重量:52g
作動温度:マイナス10度~プラス50度
Bluetooth仕様:バージョン4.2
送信出力:Class1
対抗プロファイル:HSP、HFP、A2DP、AVRCP
認証:TELEC
PINコード:0000
価格(税込):1個セット2万5,920円/2個セット5万760円

問い合わせ:デイトナ
電話:0120-60-4955

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