掲載日:2018年04月26日 バイク用品インプレッション
取材協力/デイトナ RS TAICHI ラフ&ロードスポーツ
文・写真/ANIMALHOUSE 記事提供/二輪生活編集部
※この記事は『二輪生活 vol.10号』に掲載された内容を再編集したものです
バイクは車と違い、ツーリングに行く時にどうしても積載量の問題が発生する。日帰り、ホテル泊、キャンプツーリング、日本一周……。一言でツーリングと言っても様々だが、目的に合ったツーリングバッグやパニアケースを用意して、安全で快適な旅を満喫しよう! 「収納力UP大作戦!」では数回にわけて、様々なツーリングバッグや組み合わせを紹介していく。
一昔前まで、キャンプツーリングと言えば、バイクに大荷物を積載し、見た目のカッコ良さなどは諦めていたものだが、近年ではキャンプ用品のコンパクト化も進み、バイク専用の商品も出てきている。また、バッグ類にしてもキャンプツーリングの利便性を考えて作られたものがあり、多くの荷物を安定して積載することが可能になってきている。
最低限でパッキングすれば、かなりスマートな荷物でキャンプツーリングができる時代だが、昨今の若者の間で流行っているのは、本格的にキャンプを楽しむための、荷物に妥協しないキャンプツーリングだ。大荷物でも上の写真のようにスマートに荷物を収納でき、合計収納力165Lを叶えたツーリングバッグの組み合わせを紹介しよう。
大容量なだけでなく、長さがあるので様々なものが収納できる。両サイドには小物を入れるのに便利なアウターポケット、夜間走行時に被視認性を高めるリフレクターも備えている。その名の通りキャンプツーリングのために作られたシートバッグ。
GIVIのタンクバッグ EA110Bは、手前とサイドに小さいポケットを備え、小銭やカードなどを入れておけばバイクに跨ったままでも素早く取り出せる。荷物の量に合わせて高さが変えられるので、ツーリングの途中でお土産を買ったりした時にも便利。
両肩だけでなく、腰部にもソフトかつ太いベルトが付いており、重たい荷物を入れた長距離のツーリングでも疲れにくい作りのスポーツWP バックパック。防水性があり大容量なので、キャンプツーリング以外でも利便性は高い。
何泊もするツーリングでは雨対策は非常に重要。絶対に濡らしたくない貴重品は防水バッグを用意したい。AQA DRY ヒップパックはシームレス構造のターポリン生地で安心の防水性能。ライディング時はヒップバッグに、バイクを降りて歩く時は肩がけバッグにもなる。
全体的にテールアップでスタイリッシュな形状のスポーツスリム サイドバッグ.40はスポーツタイプのバイクにもよく似合い、マフラーとも干渉しにくい。厚みを拡張できるのでツーリングの途中でお土産を買ったりした時にも柔軟に対応可能。