XPD X-NET

掲載日:2008年05月15日 バイク用品インプレッション    

バイク用品インプレッション

操作性と通気性を両立した
軽快なライディングシューズ

足はライダーとバイクをつなぐ大切なポイントだが、シフトチェンジにブレーキング、ステップワークと忙しく足を動かしていると、足元に違和感を感じることはないだろうか。スニーカーや革靴など、一般的な靴は「バイクに乗る」ということに最適化されていない。シフトチェンジのためにはつま先が柔らかすぎるし、固い靴底は自在なステップワークや繊細なブレーキングの妨げになってしまう。バイクを心ゆくまで楽しむには、やはりライディングに適した靴がおすすめだ。今回紹介する「X-NET」は、MotoGPをはじめ、世界中のレーシングシーンで活躍するブーツメーカー「XPD」がストリートユースのためにデザインした、メッシュ仕様のライディングシューズ。ライダーの足元を熟知したメーカーによる、ライダーのための一足だ。

履いてみて驚くのはシューズ自体が非常に軽いこと。一般的なスニーカーに比べても明らかに軽い。柔らかなメッシュ裏地を使用しているため履き心地もソフトで、長時間の使用でも疲労感が少ないのが特徴だ。また、表地と裏地でメッシュの種類を変えているため、通気性を保ちながら中が透けないようになっている。ソール部分はつま先、土踏まず部分、かかとでそれぞれ成型パターンと硬さが微妙に変えられており、ステップからの情報が分かりやすく伝わってくるだけでなく、シフトチェンジやブレーキペダルの操作にも違和感がない。各部に配されたラバー製のパッド類も、守る部分はしっかりと守りつつ過剰すぎないものとなっており、バイクを降りて歩く場合でも違和感が少ないデザインだ。シーンを選ばないシンプルなスタイルと、ライディングシューズならではの軽さと機能性は、一度体験したら手離せなくなる快適さ。暑くなるこれからの季節におすすめの一足だ。

XPD X-NET

シフトペダルに当たる部分には、デザインされたラバー製のシフトガードが装着されている。後付けのモノのような違和感も無く、シフトタッチも分かりやすい。

ハードな操作でも靴を傷めない
デザインされたシフトガード

シフトペダルに当たる部分には、デザインされたラバー製のシフトガードが装着されている。後付けのモノのような違和感も無く、シフトタッチも分かりやすい。

ソールはライディングを重視した設計となっており、ステップワークを妨げない形状だ。また、衝撃吸収剤を内蔵したインナーソールは情報伝達力にも優れている。

情報量が豊富な
ライディング用ソール

ソールはライディングを重視した設計となっており、ステップワークを妨げない形状だ。また、衝撃吸収剤を内蔵したインナーソールは情報伝達力にも優れている。

外側のメッシュは目の細かいものを使い、肌に当たる部分はソフトで目の大きなメッシュを採用。高い通気性を保ちつつ、ソフトな履き心地を実現している。

2重構造のメッシュを採用
履き心地と通気性を両立

外側のメッシュは目の細かいものを使い、肌に当たる部分はソフトで目の大きなメッシュを採用。高い通気性を保ちつつ、ソフトな履き心地を実現している。

XPD X-NET

レーシングブーツメーカーであるXPDが開発したメッシュタイプのライディングシューズ。ライダーの操作を妨げない軽快な履き心地とメッシュによる高い通気性で、暑い季節のライディングを足元からサポート。

サイズ/24cm~29.5cm

価格/15,540円

メーカー/XPD 国内総代理店 RSタイチ

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