Lee アメリカンライダース102 ブーツカット646

掲載日:2008年02月21日 バイク用品インプレッション    

バイク用品インプレッション

一度履くと手放せなくなる
冬~初春の定番ジーンズ

防寒を考えたとき、下半身はどうしてもガードが甘くなる。マーケットを見ても、上半身のアイテムは充実しているのが、下半身は意外に少ない。チャップスなどの”いかにも”なボトムを履くか、タイツなどのインナーウェアに頼るしかなく、ファッション性はどうしても犠牲になりがちだった。しかし、ボトムにも活目すべきアイテムが続々と登場しつつある。その中でも、今回注目したのがジーンズの老舗LEEの「ウインドストッパージーンズ」だ。実はコレ、ジーンズの裏地にゴアテックスを使用している。「ジーンズもとうとうここまで来たか」と思わざるを得ないが、我々ライダーにとってはありがたい限りだ。今回はこちらをインプレッションして見たい。

ご存知の方も多いだろうが、ゴアテックスは優れた防風性と透湿性で山岳アイテムなどを中心に長くブレイクしている素材。特にその防風性の高さは、ライダーからも絶大な信頼を獲得している。今までゴアテックスを使用したアイテムといえば、バイクから降りても違和感がない…とはいえないものが多かった。しかしこのジーンズは洗礼されたシルエットと程よいダメージ加工で、ストリートでも全く違和感のない仕上がりになっているのが嬉しい。

さて、実際の防寒性はどうだろう。実際に試着して走ってみると、確かに外気の寒さから足が守られている感覚がある。もちろん「真冬でも、これ1枚で充分!」とは言い切れないが。ただ、一度このジーンズを履いてしまうと、バイクでは普通のジーンズを履く気にはなれなくなるだろう。特に初春や晩秋に効果を発揮すると思う。フィット感もゴワつきはなく、スムースで不愉快さは一切ない。また、インナーにタイツも履いて試したがこちらも違和感はなかったことを付け加えておこう。価格はやや高めだが、この機能性とデザインは重宝すること間違いなし、決して損のない買い物になると思う。

WSP American Riders 102 BOOTCUT 646

優れた防風性と透湿性を備えたウインドストッパー「メンブレン」。デニムの表地と、裏地の間にサンドイッチ状に組み込まれる。

ゴアテックス「メンブレン」は
表と裏の間に

優れた防風性と透湿性を備えたウインドストッパー「メンブレン」。デニムの表地と、裏地の間にサンドイッチ状に組み込まれる。

美しいブーツカットシルエットとダメージ加工は複数のパターンがある。もちろんカラーバリエーションも豊富だ。

バリエーション豊富で
スタイルに応じて選択できる

美しいブーツカットシルエットとダメージ加工は複数のパターンがある。もちろんカラーバリエーションも豊富だ。

縫製の良さはLEEのジーンズの得意とするところ。バックポケットの刺繍やヒゲなど、ジーンズ好きも納得の仕上がりに。

機能とデザインを両立した
妥協のない仕上がり

縫製の良さはLEEのジーンズの得意とするところ。バックポケットの刺繍やヒゲなど、ジーンズ好きも納得の仕上がりに。

WSP American Riders 102 BOOTCUT 646

真冬も元気に走るライダーにオススメのウインドストッパージーンズ。表地と裏地の間にゴアテックスが挟み込まれ、風を通さず暖かい。ゴアテックスは透湿性もいいため、ジーンズの中が蒸れることはなく、快適な履き心地。

メーカー/LEE

パーツ詳細/詳細ページ

価格/17,850円(税込)

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