ELMO SUV-Cam

掲載日:2007年09月21日 バイク用品インプレッション    

バイク用品インプレッション

ライダー目線の映像が簡単に撮れる
マイクロビデオカメラシステム

ツーリング中に絶景に巡りあったとき、その感動を皆さんはどんな形で残しているだろうか。写真に収める、文字に起こしてブログに掲載、はたまた記憶に刻みつける…。どれが正解というものはないが、もっともリアルに見たものを伝えるのには映像が一番。ただ、いざ映像を撮るとなると非常に面倒なことが多く、ツーリング映像をアップするのはまだ一般的ではなかった。特に走行映像の撮影は、いくらハンディカメラが軽く軽量になったとは言え、カメラをどこにマウントするのかなどの問題もある。しかし、そんな状況に一筋の光を当てる商品がリリースされている。「SUV-Cam」がそれだ。

医療用内視鏡に似たケーブル式の超軽量カメラで、ケーブルはいかようにも取り回しが可能。ヘルメットへのマウント、ハンドルへのマウント、アイデア次第でどこへでも設置することができる。マウント作業は非常に簡単。オプションでラバーカメラマウントが用意されているので、カメラマウントをあらかじめヘルメットやライザーなどに取り付けておくことで、好みの視点で映像を撮影することができる。車両の振動で、カメラが壊れる心配も不要だ。また、カメラヘッドとレコーダー本体はケーブルで繋がっているため、精密機器であるレコーダー本体は服やカバンのポケットに収納でき、振動などでレコーダーが破損してしまう不安はない。もちろんカメラには40m防水が施されており、レコーダー本体さえ守れば雨天でも撮影できる。マリンスポーツでの使用も可能なSUV-Camのため、あらゆる場所、あらゆる気候でツーリング映像を録画できるアイテムなのだ。

操作は非常に簡単。RECボタンのプッシュ操作だけで録画開始・終了操作ができる。機械が苦手な人も心配いらないだろう。録画された映像はレコーダー本体のモニターですぐに確認できるので、失敗した映像はその場で確認・削除することができる。録画された映像は本体に差し込まれているSDカードに記録され、録画映像をパソコンに移すのも手軽なのが嬉しい。デジカメの画像をパソコンに移すのと同じ感覚で作業ができると思って欲しい。カメラ本体は44万画素であり、ハンディカメラにあるような自動でピントを合わせる機能も持っていないため、鮮明な映像の撮影はできない。しかし使い勝手の良さがそれに勝る。お気に入りのツーリングコースを紹介するもよし、ツーリング仲間の走行映像を撮るのもよし。ヘルメットに取り付け、頭を動かしながら撮影すれば、視界と同じ映像が撮影できるので、ハンドル操作の邪魔にはならない。手軽に遊べるこのSUV-Cam、ブログやホームページオーナーには魅力的なアイテムではないだろうか。

ELMO SUV-Cam

ボタンは少なく、非常に簡単に操作できるのが嬉しい。録画した映像は本体に設けられた小型液晶でその場で確認可能

本体は小型で
操作は簡単

ボタンは少なく、非常に簡単に操作できるのが嬉しい。録画した映像は本体に設けられた小型液晶でその場で確認可能

デジカメの記録メディアとしても一般的なSDカードに録画映像は記録される。1Gのメモリーカードで最大54時間の録画が可能。

記録メディアは
SDカード

デジカメの記録メディアとしても一般的なSDカードに録画映像は記録される。1Gのメモリーカードで最大54時間の録画が可能。

サンプル動画
佐渡島での走行映像

ヘルメットにカメラを固定しての走行映像。明暗の差がある場所を走行した場合は映像の色合いが少し崩れるのが残念。

ELMO SUV-Cam

バイク業界だけではなく、ウインタースポーツやマリンスポーツなどあらゆるジャンルで好評を博しているSUV-Cam。バイク業界では(株)プロトが販売代理店となっている。本体はプロトオンラインやパーツ量販店で購入が可能。

価格/カメラケーブル80cmタイプ ¥88,900(税込)

   カメラケーブル150cmタイプ ¥91,800(税込)

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