カブ生活

ゆるカブ第六十四回「カフェカブだよ、全員集合♪ その1」

掲載日:2017年11月30日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

会場にいるだけで笑顔になれる!今年はキリ番の100番をゲットして喜んでいたら、なんとレディース賞まで頂きました。うれしかった~!

2017年11月4、5日にHondaウエルカムプラザ青山で行われた第21回「カフェカブミーティング in 青山」に参加してきました。2017年はカブの生産台数が1億台を突破した、おめでたい年!会場は300台以上のカブで埋まり、愛好家の熱気であふれていました。“ゆるカブ"でも2回に渡って写真大増量でお祝いいたします!

さて、会場には個性的なカブがいっぱい並んでいるのですが、その持ち主さんにお会いできるかはタイミングが勝負です。なにしろ参加者はたいてい回遊魚のように会場を歩き回っていて、ほかの人のカブを見学したり、イベントで再会する旧知の仲間を探していたりしてウロウロ。持ち主さんに出会えるのはとてもラッキーなことなのです。

たとえばシートをペラペラな板にしたリトルカブはナンバーが神奈川県内。青山まで走ってきてお尻は痛くならないのだろうか……と、気になってしまうわけです。で、運よく持ち主さんに遭遇してみれば、スリムなお兄さんでホッと胸をなで下ろし……。あ、すみません!カスタムとして注目すべきはジョッキーシフトやLEDテールライトにカスタムしていたり、そしてヘッドライトとウインカーをピヨピヨバイザーに統一していたりと、たくさんあるのです。でも、やっぱりお尻が痛くならないか気になるし~(汗)

とまあ、持ち主さんと生でお会いすれば楽しいカブトークもできるワケで、その辺もカフェカブの醍醐味でしょうか。

ほかにも静岡から柿を枝ごと担いできた兼業農家さんがいたり、カブを革で丸ごと包んでしまう勢いの革カブさんがいたりと、持ち主さんの濃厚な出汁がじゅわ~っと沁み出たカブに出会えて幸せ。カブ愛に浸れる大満足なイベントでしたよ。

参加した4日の日には、青山にカブが300台以上集まりました!じつは地下駐車場にも見学者のカブがたくさん集まっていましたよ。

ポップなコラージュの薄板シート。お尻は痛そうだけど、やせガマンで貫くのもファッション。水中花のジョッキーシフトにも注目です!

会場には11月10日発売の新型カブも展示されていました。みなさんカブオーナーだけにじっくり見たり、触ったり。

カフェカブコンテスト初日の第1位に輝いた“ぴっちょりーなさん"です。かわいいサイドカーの前後輪はフェイク。サイドカーの真下にタイヤ(一輪)があります。

素敵な親子タンデムさん。山梨から走ってきました。近ごろ角目のカブが目につくような。

味というか、出汁が出まくっています。静岡から自走の兼業農家さん。お名前をたずねたら「前(株)で~」ですって。ミラーに注目してね!

お会いするたび革の面積が増えていく“革カブ"さん。カビと戦いながら、お一人でコツコツと愛情深く仕上げています。フロントフォークに巻いて縫製するのが難しかったそうです。

初参加で最年少という十代の3人。カブは老若男女の壁を越えます。

カフェカブコンテスト入賞者(1日目の第1位~6位)のみなさんです。輝いていますね~。おめでとうございます!

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索