カブ生活

第十二回「カフェカブin青山」

掲載日:2012年11月28日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

今年で第16回を数える「カフェカブミーティングin青山」。このイベントは全国のカブフリークが年に一度、カブで青山のホンダ本社前に集うというもの。今回はなんとエントリー枠の400台を越え、そこから先はカウントできず。おそらく450台はいたのではないか…という過去最高の参加台数となりました。イベントの詳細はぜひ コチラ の記事もご覧くださいませ。

さて、わたしは昨年に続いて2回目の参加。受付を済ませ、自分のカブ90を「ウエルカムプラザ青山」の正面に並べていると、「一年ぶりですね」と笑顔で声を掛けてくださったり、自作ステッカーを交換してくださる方もいて、会場はとても和やかな雰囲気です。そうそう、ちょっぴり女子率も高まったように感じましたよ。折りしも会場近くの神宮外苑は黄金色のイチョウに彩られ、イベント前にミニツーリングや写真撮影を楽しんできたという方もいらっしゃいました。

今回、わたしはカスタムに挑戦してみました。“ゆるカブ”第十回 でシートを張り替えて以来、乗るだけでなく、自分らしいカブをつくってみたいと思うようになりました。このイベントに参加されている皆さんのように、なにか楽しい工夫をしてみたくて、ついにイラストに描いたような“羽”を作ったのです。会場では「この羽、どうやって付けたんですか」と聞かれましたが、じつはレッグカウルにサインペンで羽を描き、そのカタチを切り取ったのです。あ、でも先にバラしちゃうと、わたしはどうしようなく不器用なので、レッグカウルをジグソーという電動工具で切り取る作業は家人の手を借りました。ほかにもウィンカーレンズの中の球にちょっぴり細工をしたり、ナンバープレート台を交換してステッカーを貼ったり。いざ取り組んでみれば、どんどんイメージが膨らみ、自分らしくなっていくカブが愛しくなりました。けっしてプロが手がけるような美麗なカスタムではないけれど、カブが世界で一台のオリジナルカブへと変貌していくのは楽しいし、手応えを感じるものですよ。

会場でお話しした方、WEBマガジンのタイトルをそのまま印刷しただけのステッカーを貰ってくださった方、心からお礼を申し上げます。ぜひ来年もお会いしましょう。それから、“ゆるカブ”を読んで興味を持ってくださったあなたも、一度はカブを手に入れて一緒に“ゆるカブ党”になりませんか?

菱木哲哉さん(66歳)はCB450やCB750の開発に携わり、鈴鹿の10時間耐久レースで3年連続総合優勝しているレジェンドライダーです。

「カフェカブミーティングin京都」でレディース賞に輝いたコイちゃんは、自身のバンド“ペイルシグ”でミニライブ。3人のメンバーは全員カブ乗りです。

すごいでしょ! これ、みーんなカブなの。来年はぜひ、あなたも“ゆるカブ党”になりましょう。

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