ヤマハ シグナス-X XC125SR(2015)
ヤマハ シグナス-X XC125SR(2015)

ヤマハ シグナス-X XC125SR(2015) – 外観・性能・操作系をトータルでグレードアップ

掲載日:2016年01月07日 試乗インプレ・レビュー    

取材・写真・文/野岸“ねぎ”泰之

外観・性能・操作系をトータルで
グレードアップした快速スクーター

通勤、通学の便利な手段として俊足さが人気の原付二種スクーター、ヤマハのシグナス-X XC125SRが装備や外観を一新してグレードアップ、モデルチェンジを行って2015年11月に発売された。前モデルとの違いを中心に、新しくなったシグナス-Xの魅力に迫ってみよう。

ヤマハ シグナス-X XC125SR(2015)の特徴

ヤマハ シグナス-X XC125SR(2015)の画像

フレームなどを見直し4kgの軽量化
走りも外観も進化を遂げた

シグナス-Xの初代モデル登場は2004年、発売されると同時に大きな話題を呼び、以来、特に都市部での通勤通学の足として確たる人気を誇ってきた。今回のモデルチェンジではフレームやリアアーム、スポークホイールなどを新設計するなど各部の構成を見直し、前モデルよりも4kgの軽量化に成功。あわせてエンジンの出力特性も見直され、実用域でのトルク向上と加速性能がアップされた。

ヤマハ シグナス-X XC125SR(2015)の画像

シグナス-X XC125SRの外観デザインはよりエッジの効いたダイナミックなものとなり、高級感も増した印象だ。ヘッドライトはリフレクターが変更され、導光タイプのLEDポジションランプを採用することで近未来的なイメージを持たせている。また、テールランプにもLEDとともに導光材を使用するなど、より被視認性が高められると同時にファッション性も高まった。さらにはブルーのバックライトを持つ液晶大型マルチファンクションメーターを採用し、全体に前モデルよりも進化したスタイリングを印象付けている。

ヤマハ シグナス-X XC125SR(2015)の画像

装備面も相変わらずの充実ぶりだ。ハンドル下のポケットは500mlペットボトルが2本入る大きめのもの。片側は給油口でポケットはないが、その分シート下のトランクスペースは29Lとこのクラスにしては大容量で、ヘルメット以外にも小物が入る余裕がある。シグナス-X XC125SRは大型のバッグが掛けられるフックも装備しているから、荷物の収納力はかなり高いと言えるだろう。給油のしやすさと収納力のバランスをうまく取っているのはさすがだ。

ヤマハ シグナス-X XC125SR(2015)の画像

ヤマハ シグナス-X XC125SR(2015)の試乗インプレッションは次ページにて

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