ホンダ ジョルノ(2015)
ホンダ ジョルノ(2015)

ホンダ ジョルノ(2015) – 外装、エンジンを一新したファッションスクーター

掲載日:2015年12月01日 試乗インプレ・レビュー    

取材・写真・文/野岸“ねぎ”泰之

外装、エンジンを一新して
フルモデルチェンジしたファッションスクーター

おしゃれで高級感のあるファッションスクーターとして若者を中心に人気の50ccスクーター「ジョルノ」が、2015年10月にフルモデルチェンジして発売された。前モデルのイメージを受け継ぎながら外観を一新し、新たに省燃費性能に優れた「eSP」エンジンを搭載。では早速、その装備や走りをチェックしてみよう。

ホンダ ジョルノ(2015)の特徴

ホンダ ジョルノ(2015)の画像

ポップだが高級感のあるデザイン
ユーティリティ装備も充実

ジョルノはもともと曲線を多用したデザインと丸みを帯びたフォルムが特徴的なマシンだったが、今回のモデルチェンジでフロントフェイスはよりふっくらとした造形に変更された。さらに半円状のストライプや円形を組み合わせたアイコン的なロゴエンブレムを配するなど、全体的にスタイリッシュでありながら、よりブラッシュアップされたイメージを持つデザインに生まれ変わった。ちなみに円形を組み合わせたデザインは車体側面にライン状に配されたパーツにも使われており、遊び心と統一感の演出に一役買っている。また、大きめのヘッドライトやウインカー、テールランプなど灯火類を中心にメッキパーツを程よく配置しており、ポップな雰囲気の中にも高級感を漂わせている。

ホンダ ジョルノ(2015)の画像

ユーティリティも、なかなかの充実ぶりだ。ハンドル下右側には500mlのペットボトルが入るポケット、左側には蓋つきのグローブボックスを装備。このグローブボックスの奥には12Vのアクセサリーソケットが設置されているため、スマートフォンなどの充電が可能だ。完全防水とはいかないものの、蓋が閉まる構造のため、少々雨に降られても気にせずに充電できるのは大きなメリットといえるだろう。

ホンダ ジョルノ(2015)の画像

2つのポケットの中央にはリング状の大型フックを備え、持ち手の太いバッグも掛けることができる。シート下のラゲッジボックスは20Lの容量があり、ヘルメットはもちろん、A4サイズのファイルなども入れることが可能。これら十分な収納力に加え、燃料計のほかに時計も装備したメーターや独立したシートオープンスイッチなど、利便性の高い装備を多く採用している。

ホンダ ジョルノ(2015)の画像

ホンダ ジョルノ(2015)の試乗インプレッションは次ページにて

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