PGO X-HOT125 – デザインと機能がバランス良く融合 試乗インプレ・レビュー

PGO X-HOT125
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PGO X-HOT125 – デザインと機能がバランス良く融合

掲載日:2011年09月13日 試乗インプレ・レビュー    

デザインと機能がバランス良く融合する
スタイリッシュなアクティブスクーター

PGOは1964年に創設された台湾のメーカーだ。設立後には、約6年間に渡りイタリアのトップスクーターブランドであるピアジオ社と業務提携を結んだ期間もあったが、現在は独自の開発・生産を行っている。PGOスクーターは日本を含む世界34カ国に輸出されているが、特にヨーロッパでは積極的にスクーターレースに参戦をしていることから高い知名度を誇っている。

今回は、そんなPGOのラインアップから独特のフォルムと走りが特徴の『X-HOT125』を紹介しよう。ひときわ目を引く縦型のデュアルライトが個性を強烈にアピールするこのモデル。実は、細部にまでこだわりぬいた高い質感とデザイン性に加え、専用設計の空冷エンジンによって高次元の走りと耐久性、さらに環境へのローインパクトを実現したのだという。果たしてその実力は?

PGO X-HOT125の特徴

PGO X-HOT125の画像

すれ違う人を振り向かせる存在感を放つ
細部にまでこだわったクールなデザイン

イグニッションをオンにすると、コンパクトなメーターパネルの液晶にPGOのロゴが浮かび上がり、エンジンスタート可能な状態を知らせてくれる。始動前のニクイ演出だ。パネル中央にはアナログ式のタコメーターも配置。液晶画面内は、スピードメーターや積算計・トリップ・燃料計、そして時計などが機能的に配置され視認性も高い。外観的特徴の縦型デュアルライトは、ハイビームで55Wのプロジェクターライトが点灯。その他、アルマイト仕上げのケーブルクランプ、CNCブレーキレバー、カーボン調グリップエンド、LEDウインカーなど、細部まで凝ったデザインが走り出す前からライダーの心を刺激してくれる。

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ハンドルクランプが渡されたバーハンドルの下には、小物入れスペースがある。ただし、厚みや奥行きが狭く500ccのペットボトルは入らない。ハンドル下の中央部に大きめのコンビニフックがあるので、小物入れに収納できないサイズの物はそこを利用することになる。ハンドル下には個性的な形状のガソリン給油口も設置されている。なお、給油口開口や、シート下にある収納スペースを利用する際のシート開口は、メインキーシリンダーの操作でOKだ。

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広いレッグスペースは滑り止めの付いたフルフラットで、その下には両サイドに2個ずつ、計4カ所の荷掛けフックが付いている。安全上オススメできないが、フットスペースに荷物を積む時には役立つ装備だ。厚みのあるシートはホールド感も十分。シート高はやや高い。シート下のスペースは大きなサイズのフルフェイスは収納が難しいだろう。シート後方に設置されたパイプ製のシンプルなグラブバーは、梨地仕上げで握った時にも滑りにくく、雨の日でもつかみやすさを感じた。

PGO X-HOT125の試乗インプレッション

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スタートダッシュはクラス屈指の実力
走ることが楽しくなるスパイシーな味付け

コンピューター制御のKEIHINインジェクションと、耐熱性・対摩耗性に優れたNASA合金を素材としたピストンを採用した空冷4ストロークエンジンは、外気温や標高の差に関係なくスターターボタンを押すだけで容易に始動してくれる。低中速の加速は同クラスのスクーターの中でもトップクラスの実力があり、都市部のストップ&ゴーが続く道路でも苦にならない。特に出足が俊敏で、アクセルにリニアに反応する気持ち良さが感じられる。このレスポンス特性は、渋滞の低速走行や切り返しでも安定して走れる要因になっていた。タンデム走行でも、そのダッシュ力が落ちることはない。アクセルを開け続ければ交通の流れを大きくリードできる実力を持っているのだ。

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俊敏な加速力を支えているのが、力強い制動力だ。フロントのディスクブレーキにはメッシュホースが採用されてタッチもまずまず。リアはケーブル引きのドラム式だが、常用速度域でシビアすぎずスムーズに減速できるメリットを感じた。ユーティリティ面では荒削りな部分もわずかに見えるが、走る&止まる&曲がるというバイク本来の機能をしっかりと磨き上げられたX-HOT125は、最近では少数派になったスパイスの効いた走りを楽しめるモデルといえる。

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PGO X-HOT125の詳細写真

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フロントマスクのデュアルライトは、上のロービームに35Wハロゲン、下のハイビームに55Wプロジェクターライトを採用している。

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夜間に青いバックライトが光るLCDメーターには、タコメーター、スピードメーター、積算計、トリップ、燃料計、そして時計などが表示される。

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シンプルなメーターパネル周辺。ハンドルバーには、剛性を高めるハンドルクランプがスポーティな雰囲気を演出してくれる。

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ハンドル左側の操作ボタン。ロービームのスイッチを押し込むとパッシングになる。グリップエンドにはカーボン調の装飾がされるなど細部にまでこだわった造り。

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ハンドル右側の操作ボタンには、セルモーターボタンとライトスイッチがある。なお、左右のレバーにはCNC加工で生み出された造形美を楽しめる逸品。

PGO X-HOT125の画像

ハンドル下には小物入れや、コンビニフックが用意されている。左端の給油口は、キャップを開けた状態で撮影。

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滑りにくくゆったりしたサイズのシート。着座部分は適度なホールド感を得ることができる。

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シート下のメットイン・スペース。小ぶりなヘルメットなら収納可能だ。

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LEDのウインカーとテールランプ。LEDは通常の電球よりも指向性が高いためか、小さくても視認性は良好だ。

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12インチのアルミホイールとディスクブレーキ。ウェイブディスクとメッシュホースが採用される。

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アイドリング時は静かだが、パワーバンドに入るとかなり力強いサウンドを奏でるマフラー。赤いサスペンションと大胆に肉抜きされたスイングアームが印象的だ。

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フラットなステップフロアとその側面にあるフックは、足元に荷物を乗せて固定する時に便利。

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