PGO X-HOT125

掲載日:2011年09月21日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

PGO X-HOT125の画像
PGO X-HOT125

デザインと機能性を融合した
125ccアクティブスクーター

X-HOT125は、PGOブランドの台湾製スクーターです。その最大の特徴は、細部にいたるまでこだわりぬいた高い質感とスタイル、そして熱い走りをイメージする新機構採用のエンジンです。

車体デザインで真っ先に目に付くのは、縦型のデュアルヘッドライトを持つフロントマスクです。独特なフォルムが存在感をアピールすると同時に、55Wのプロジェクターヘッドライトをハイビームに採用して夜間の安全性と視認性を高めています。バックライトにより演出したインストルメントパネルも注目です。新採用のLCDメーターには、タコメーター、スピードメーターのほか、オド、トリップ、燃料計、さらに時計も表示します。また個性的な形状のウインカーとテールランプには、安全性を考えて高輝度LEDを採用しています。

ハンドルの下には、小物の収納に便利なインナーラックを設け、その左側にはガソリンの給油口、反対の右側にはメインキーのシリンダーを配置しています。このメインキーはシートや給油口のオープンからハンドルロックまで行うことができ、また盗難抑止を目的としたシャッター機能も付いています。さらに目を下に向ければ、ステップフロアの両側面にフックがあります。このフックは足元に置いた荷物をロープやゴムひもで固定するためのフットレストフックです。そのほかシート下にはヘルメットが収納可能なラゲッジボックスを用意するなど、積載性を意識した装備を各部に用意しています。

エンジンには、気圧や気温などの走行条件に合わせて最適な空燃費に調整するコンピューター制御のフューエルインジェクションを採用。さらにシリンダー内部のピストンには、耐熱性や耐磨耗性に優れたNASAアルミ合金を用いることで、耐久性が高く低燃費ながら力強い加速性能を発揮するエンジンとなっています。一方の足周りは、前後に12インチのアルミキャストホイールを採用。フロントブレーキにはウェーブディスクとメッシュホースを用い、制動力も確保しています。

PGO X-HOT125のここがポイント!
  • ● 縦デュアルヘッドライトの斬新なフォルム
  • ● NASAテクノロジーを用いたエンジン素材
  • ● 電子制御のインジェクションシステム

PGO X-HOT125のライバルはこれだ!

  • ヤマハ
    YW125X BW'SX Fi

    スーパーモタードテイストの125ccスクーター。デュアルヘッドライトのユニークな車体デザイン、手元のブラッシュガード、グレードの高い足周りなどが特徴。

  • カワサキ
    KSR110

    スポーティな車体に本格メカニズムを詰め込んだマルチパーパスミニバイク。エンジンは空冷4ストローク単気筒の110cc。自動遠心クラッチなのでレバー操作は不要。

  • PGO
    X-HOT150

    X-HOTの150cc版。エンジンの最高出力はX-HOT125より1.5kW大きい8.5kW/7500rpmを発生。車体の基本構成はほぼ同じだが、ブレーキはリアにも油圧式のディスクを採用。

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