ヤマハ シグナスX

掲載日:2011年10月03日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

上記「掲載日」はバリエーションモデル追加日です。本バイク購入ガイドは2011年2月17日に掲載されたものです。

ヤマハ シグナスXの画像
YAMAHA CYGNUS X

都市部の通勤に最適な
125ccクラスのスクーター

シグナスXは「タフネス・コンフォート・コミューター」というコンセプトで開発した125ccクラスのスクーター。都市部での通勤用途で求められる走行性能や経済性、利便性を兼ね備えているのが特徴です。搭載する4ストローク4バルブエンジンには放熱性に優れたメッキシリンダーを用いていますが、これは安定した性能や耐久性、そしてオイル消費の低減にもつながっています。タイヤはフロント、リアともに路面追従性に優れた12インチサイズを採用。さらに高性能サスペンションも組み合わせ、快適な乗り心地と高い運動性能を得ています。つまり少々荒れた路面でも、不安なく走れる設計になっているわけです。ライディングポジションはゆったりした設定で、ステップ下の燃料タンクは7.1Lの大容量、収納スペースなどのユーティリティ面を見ても、開発コンセプト通り使い勝手の良いスクーターであることが分かります。ちなみにシート下にはフルフェイスとハーフ型ヘルメットが同時に収納できます。フロントのインナーポケットは500mlペットボトルが3本収まる作りとなっています。

初代モデルのシグナスXが登場したのは2003年です。2007年のモデルチェンジでは、より精悍でシャープなデザインへと変更しています。2007年モデルでは、ヘッドライトがポジションランプ一体型となり、シートはクッションの厚みが増し、メーターパネルはアナログスピードメーターとデジタル式燃料計を組み合わせたものへと変更しています。またエンジンはフューエルインジェクションの採用で始動性と環境性能の向上を、駆動系はセッティング変更により中低速域でのパワーフィーリングの向上を図っています。また2010年モデルでは、フロントフォークのアウターチューブ、フロントとリアのホイール、フロントブレーキのインナーディスクそれぞれにブラック塗装を施し、車体デザインの精悍さをさらに強調しています。

ヤマハ シグナスXのここがポイント!
  • ● 躍動的でシャープなデザイン
  • ● インジェクション採用のエンジン
  • ● 通勤用途を意識した走行性能
  • ● 容量約28Lのシート下収納スペース

バリエーションモデル「シグナスX SR」

シグナスX SRの画像

スポーティなグラフィックと充実装備

専用の車体カラー&グラフィックと充実装備を採用した、スポーティなバリエーションモデルです。2004年8月発売の初代モデルでは外装色を変えたほか、前後のホイールとフロントフォークのアウターチューブをブラックに、リアショックは3段階調整式でレッドのスプリングとしています。2005年モデルではさらに強制空冷ファンのカラーをレッドに、2006年モデルではフロントキャリパーをレッドに変更。2007年12月にはモデルチェンジを行い車体デザインを一新しました。その後も2010年にはシート表皮にレッドのステッチを、2011年には折りたたみ式のタンデムステップを採用するなど、改良を続けています。

ヤマハ シグナスX SRのここがポイント!
  • ● スポーティな車体グラフィック
  • ● イニシャル調整付きのリアショック
  • ● 折りたたみ式のタンデムステップ

ヤマハ シグナスXのライバルはこれだ!

  • ホンダ
    PCX

    ゆとりのある雰囲気と扱いやすさを兼ね備える125ccスクーター。アイドリングストップの低燃費エンジンや14インチホイール、コンビブレーキが採用されているのも特徴。

  • スズキ
    アドレスV125

    コンパクトサイズの125ccスクーター。V125S、V125ベーシック、V125Gなど、デザインや装備の違うバリエーションモデルもあり。お値段的にも選びやすい。

  • ヤマハ
    アクシス トリート

    街乗りにジャストサイズのコンパクトな125ccスクーター。経済的な車両価格ながら、シート下のヘルメットボックスやコンビニフックなど、必要と思われる機能は装備されている。

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