SYM RV125i

掲載日:2017年03月06日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山研二

SYM RV125iの画像
SYM RV125i

14馬力にパワーアップした水冷エンジンを搭載
LEDポジションライトでフロントフェイスも一新

SYMのRVシリーズは同ブランドのフラッグシップ的存在であり、発売から10年以上になるロングセラーモデルでもあります。そんなRVシリーズのなかでも代表格といえるのが、このRV125i。パワフルなエンジンを搭載するほか、大型のフロントスクリーンをはじめ数々の快適装備により、ロングドライブから街乗りまで幅広く使える魅力的なスクーターです。現在の2016年モデルでは、エンジンが14馬力にパワーアップしたほか、フロントにはLEDのポジションランプを採用し外装デザインもリフレッシュするなど、さらなる進化を遂げています。

エンジンはセラミックコートシリンダーや電子制御のインジェクションなどを採用した排気量124.9ccの水冷4ストロークです。最高出力は従来モデルが13ps/8,500rpmだったのに対し、2016年モデルでは10.5kW(14ps)/9,000rpmへと1馬力のアップ。最大トルクも1.09kgm/6000rpmから11.8Nm(約1.2kgm)/6750rpmへと向上。高速回転域でさらに伸びる元気の良いパワーユニットとなりました。

タイヤサイズはフロントが13インチ径、リアが12インチ径です。ブレーキはフロントに240mm径のディスクを、リアには200mm径のディスク用い、加えて最新のコンビブレーキシステムを採用することで安全性を高めています。

メーターは落ち着いた配色のインジケーターで、時計や電圧計も装備。そのほかワンタッチシートオープン機構や40Lサイズのシート下収納スペース、標準装備のサイドスタンドなど、ユーティリティ面も充実しています。また、RVシリーズの特長として継承されてきたフラットな足下も健在です。

車体カラーはホワイト、ブラック、マットグレー/マットシルバー、ホワイト/マットシルバーの計4タイプをラインナップ。車両のメーカー希望小売価格は、税8%込みで39万9600円となっています。

SYM RV125iのここがポイント!
  • ● 14馬力にパワーアップした水冷エンジン
  • ● LEDポジションライト採用のフロントフェイス
  • ● 安全性を高めるコンビブレーキシステム

SYM RV125iのライバルはこれだ!

  • キムコ
    ダウンタウン125i

    台湾のKYMCOがリリースするスポーツツーリングモデル。よりコンフォータブルでスポーティに進化し、最高出力は11kW(15ps)の124.8cc水冷単気筒を搭載。税8%込みで54万円。

  • ヤマハ
    トリシティ125

    前輪のスリップやブレーキロックを抑制し、またコーナーも安定して走れるフロント2輪の3輪スクーター。ユニファイドブレーキシステムも採用。税8%込みで35万6400円。

  • ホンダ
    PCX

    前後に14インチホイールを履いたスタイリッシスクーター。灯火類はすべてLEDを採用、エンジンはアイドリングストップ機構付き、出力は8.6kW(12ps)。税8%込みで32万9400円。

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