ヤマハ BW’S125

掲載日:2016年07月15日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ヤマハ BW’S125の画像
YAMAHA BW’S125

SUVテイストの走行性とファッション性をバランス
遊び心あふれるストリートコミューター

SUVテイストの個性派スクーター、BW’Sの125cc版です。遊び心満載のクロスオーバーデザインに、走りの楽しさを味わえるパワーユニットや乗り心地の良さを満喫できる足回りを投入、レジャーから都会の移動までオールマイティに使えるストリートコミューターとなっています。

外観デザインですが、まず左右非対称のデュアルヘッドライトがフロントの精悍さを印象付けます。また車体後方を見ますと、多辺形のテールランプが目を引きます。車体全体を見ても、やはり立体的な造形を強調した仕上げとなっているのが特徴です。タンデムグリップ付きのリアキャリアは、タフな雰囲気を醸し出すと同時に実用的でもあります。なお、シート下のトランクは容量約29L、フロントにはコンビニフックと容量1.4Lのポケットも装備しています。

コックピット周りでは、まずハンドルにカバーレスのバーハンドルを採用していることが特徴です。また、ブレーキレバーの前側にブラッシュガードを装備しオフロードテイストに。さらに中央のインストルメントには車体から独立した形状の液晶マルチファンクションメーターを使い個性を主張。このメーターは、スピード、回転数のほか、燃料残量や時刻も表示。バックライトはオレンジです。

エンジンは発進から最高速までストレスなく加速する空冷4バルブ単気筒を搭載。インジェクションを採用し、始動性や燃費、環境性能も優れています。ブレーキは前後輪ともにディスク式、タイヤはフロントに120mm、リアに130mmの幅広サイズで、トレッドパターンはブロックタイプです。また最低地上高は一般的なスクーターより大きめの145mmに、フロントのインナーチューブにはフォークブーツを装備するなど、オフロード的な雰囲気作りは細部にまでいたっています。

ヤマハ BW’S125のここがポイント!
  • ● 個性を主張する左右非対称のニ眼ヘッドライト
  • ● オフロードテイストのブラッシュガードやブロックタイヤ
  • ● 中高速性能に優れる124ccの空冷4ストロークエンジン

ヤマハ BW’S125のライバルはこれだ!

  • ホンダ
    ズーマーX

    107ccの空冷エンジンを搭載するネイキッドスクーター。ユニークなデザインの車体や、使い方を選ばないシート下のフリースペースに加え、倒立フォークなどの豪華装備も採用。

  • SYM
    クロックス125

    台湾はSYMのオフロードスタイルスクーター。太めのタイヤやハンドルガード、縦型デュアルヘッドライト、フロントのウェーブディスクブレーキなどでワイルド感を演出。

  • ホンダ
    クロスカブ

    クロスオーバースタイルに仕上げたスーパーカブ110のバリエーションモデル。タフなイメージのデザインは、市街地からアウトドアまで幅広いシチュエーションで映える。

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