PGO ボン125

掲載日:2015年02月17日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

PGO ボン125の画像
PGO BON125

PGO初のアイドリングストップ機構採用
125ccモデルの新しいスタンダードモデル

2015年1月下旬から日本でもデリバリー開始の、台湾はPGOの125ccスクーターです。パワーユニットには新開発のXCエンジンを搭載、新機能のSTOP&GOシステムも採用して高い環境性能と燃費性能を実現。また妥協のない動力性能や使い勝手を向上させた車体まわりを持ち、PGOの新しいスタンダードモデルという位置付けのラインナップとなります。

エンジンは最高出力7.4kW/8,000rpmのパワフルな空冷4サイクル単気筒です。このXCエンジンは従来より大きなバルブを採用し、クランクシャフトとそこに使われるベアリングの強度をアップ、さらにシリンダーヘッドの新たな排熱ルート確保などで高出力でありながら耐久性も高く作られています。STOP&GOシステムは、いわゆるアイドリングストップ機能ですが、注目したいのはアイドリングを開始してから何秒でエンジンを停止するかライダーが設定できるということです。再発進時には、ブレーキレバーを引いてアクセルを軽く回すだけでエンジンが再始動します。

リアショックには5段階調整式のツインショックを採用し、路面からの衝撃をバランス良く吸収して快適な乗り心地を実現。センタースタンドには、女性でも簡単に掛けられる持ち上げ抵抗を少なくしたものを採用。シートは同社の従来モデルに比べ10mmほどクッション厚を増やしてライダーの疲労を軽減。またタンデム走行も意識したシートサイズとなっています。シート下にはメットインスペースを、またフロントインナー部にも広めの収納ポケットを用意。そのほか多機能シャッターキーや、バッテリー電圧も表示できるLCDメーターなどの便利な装備の数々も採用しています。

車体のカラーリングはブルー、ブラック、ホワイトの3種類を用意。車両のメーカー希望小売価格は税8%込みで28万5,120円となっています。

PGO ボン125 のここがポイント!
  • ● 停止までの秒数を設定できるSTOP&GOシステム
  • ● 高出力で耐久性も高い新設計のXCエンジン
  • ● エッジが効いてスポーティなボディデザイン

PGO ボン125のライバルはこれだ!

  • ホンダ
    リード125

    アイドリングストップ機構や、クラス最大級のシート下ラゲージボックスなどで燃費と実用性を両立する125スクーター。LEDポジションランプや前後連動コンビブレーキも採用。

  • ヤマハ
    シグナスX SR

    都会派スタイリングが魅力のスポーティな125スクーター。最高出力7.8kWの空冷エンジンを搭載。ウェーブディスク採用のブレーキやツートーンカラーのシートなども装備。

  • スズキ
    アドレスV125SS

    最高出力7.3kWの空冷エンジンを搭載する125クラスのコンパクトスクーター。盗難抑止アラーム、サイドスタンド、リアスポイラータイプグラブバーなどを標準装備。

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索