ヤマハ マジェスティ125

掲載日:2010年06月25日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

ヤマハ マジェスティ125の画像
YAMAHA MAJESTY 125

原付2種のイメージを塗り替えた
台湾からやってきた“コマジェ”

ここ最近盛り上がりを見せている原付2種スクーターですが、そのさきがけとも言えるモデルが「マジェスティ125」。日本国内向けとして正式販売されていた車種ではありませんが、2000年前後から一部販売店などによって台湾からの並行輸入がはじまり、小さいマジェスティ=コマジェという愛称とともに大人気モデルとなりました。今でこそ国内外のメーカーから様々な車種がラインナップされているものの、当時の原付2種スクーターといえば実用モデル1色。そんな中に現れたマジェスティ125は、国内モデルには無かったゆとりある車格とスタイリッシュなシルエットを持っており、ビジネスユーザー以外の層nユーザーも開拓しました。ちょうどビッグスクーターのカスタムが流行し始めたことも影響して、マジェスティ125はいじって遊べるモデルとしても人気が沸騰。国内カスタムパーツメーカーはもちろん、台湾の輸入パーツも積極的に導入され、独自の世界観でモディファイされたモデルがシーンを賑わせました。1998年の発売からすでに12年が経ちますが、途中でFIを採用するなどマイナーチェンジを重ね、現在も並行輸入という形で販売が続けられています。

さて、そんなマジェスティ125の中古車事情ですが、人気モデルであったため在庫数も豊富。キャブレター仕様の初期モデルでは10万円台前半から販売されており、安価に入手することが可能です。また、現在も生産されているため各種パーツの供給も問題ありません。カスタム車両として人気だったこともあって、カスタムパーツのラインナップが多いのもマジェスティ125のセールスポイント。安価でベースを入手して、自分自身のオリジナルを作り上げるという遊び方にも対応します。比較的カスタムパーツが少ない原付2種スクーターの中で、マジェスティ125用パーツのラインナップはまさに圧倒的とも言えるレベル。そのまま乗りたい方はもちろん、カスタムを楽しみたい方にもおすすめできる1台と言えるでしょう。

ヤマハ マジェスティ125のここがポイント!
  • ● 台湾で生産された輸入スクーターで、比較的リーズナブルな価格。
  • ● クラスを超えた車格が生み出すゆとりの走り。
  • ● 人気車種となったため、カスタムパーツのラインナップが豊富。

ヤマハ マジェスティ125のライバルはこれだ!

  • スズキ
    アドレスV125

    大きめサイズのマジェスティ125の対極に位置するとも言える、軽量・コンパクトなベストセラーモデル。小さくて速い通勤ファイターは、日本的原付2種の究極のスタイルと言言えます。

  • ホンダ
    PCX

    今もっともホットな原付2種と言えばやはりPCX。クチコミ掲示板の比較対象でもよく登場します。メカニズム的にはPCXに軍配が上がりますが、カスタムして遊ぶならマジェスティ125がオススメ。

  • キムコ
    グランドディンク125

    台湾製スクーターの中でも人気の高いグランドディンク125。マジェスティ125同様余裕ある車格と充実の装備、そしてリーズナブルなプライスが特徴です。デザインはこちらの方が個性的かも。

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