工具メーカー『VESSEL』の車載・メンテ向け便利ツールの画像

工具メーカー『VESSEL』の車載・メンテ向け便利ツール

  • 取材協力/ベッセル  取材・撮影・文/箱崎大輔  構成/バイクブロス・マガジンズ
  • 掲載日/2018年3月12日

様々な業種のプロの現場をはじめ、一般ユーザーにも愛用されている『VESSEL(ベッセル)』の多彩な工具。過酷な職人の現場で使用されているラインナップの中には、バイクのメンテナンスにうってつけの工具や、コンパクトなサイズで車載工具に適したものもある。それらをピックアップしてご紹介しよう。

持ってて良かった!! 助かった!?
多彩なラインナップから便利工具をチョイス

創業から100年を超えるベッセル社の工具は、一般の工場、鉄工所、機械整備、電気設備や屋外の大きな設備、そしてバイクを含めた自動車整備など、じつに幅広い現場で愛用されている。それは耐久性はもちろんのこと、その現場、場面に応じて適した素材の開発や豊富な形状、アイデアが優れているからにほかならない。中にはサンデーメカニックが「持ってて良かった」と思わせてくれるものや、日常の軽整備や車載工具などにマッチした「これがひとつあれば安心」と思わせてくれるものもたくさんある。

たとえば、バイクメンテで頭のつぶれたネジや錆びたネジ、さらに固着したネジで困ったことはないだろうか? そんなとき、カム回転構造を備えた貫通ドライバーがあればお悩み解消。それがメガドラ インパクタだ。グリップの後端をハンマーで叩くと刃先が12°回転し、強い衝撃で緩めてくれる。長い年数経過したバイクを所有しているユーザーなら、工具箱に入れておきたい1本だ。

また、いまや主流となったキャップボルト(六角穴ネジ)に合わせたレインボールL型レンチもオススメしルたい工具のひとつ。それにバイクの車載工具にマッチした、1台に最大8種類のビット(先端)をコンパクトに内蔵し、サイズや種類によって使い分けることができるラチェットドライバーもオススメ。デュアルトーン差替ドライバー(4本組)やコンビPLUSドライバー。バイク好きならメンテナンスマニアでなくとも揃えておきたいツールだ。

ベッセルだからこその車載・メンテ向けオススメ工具

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マスターシリンダーキャップの固着したネジをなめてしまった……。よくある場面だがメガドライ ンパクタなら解決。本体の後端をハンマーで叩くと先端が左方向へ12度回転して緩めてくれる。コツはドライバーのグリップをしっかり握り、緩める方向へ力を入れながら打撃すること。まさにお助け的なドライバーだ。

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対辺1.5~10ミリまでの9本組のレインボールL型レンチ。付属のマグネタイザーで着磁と脱磁が可能。携帯ホルダーに格納すると工具箱など金属素材の水平部に固定できる。レンチの先端はウルトラヘックス構造でネジ穴の変形を防ぎ、傾き角は最大38°でも使用できる。

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コンビPLUSドライバーは、ビットを差し替える新発想コンビネーションドライバー。ビットの片方の先端が+の3番と1番の兼用、もう一方が2番となった1本で3サイズのネジに対応する。スタビータイプもラインナップ。

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1台に最大8種類のビットを内蔵できるラチェットドライバーは車載工具にオススメ。ピッチが72のラチェットギアなので、グリップを持ち直すことなく作業がスムーズ。本締めも可能なつくりとなっている。

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デュアルトーン差換ドライバーは、コンパクトに収納できるバッグ付きで車載工具向けのひとつ。日常でも使用頻度の高いサイズで、プラスは1番と2番、マイナス4mmと6mmの4本組セット。家庭用にも欲しいところだ。

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VESSEL(ベッセル)

ベッセル

日本の工具メーカーとして100年以上の歴史を持つVESSEL(ベッセル)社は、ハンドツールを含め数多くの工具をリリースしている。あらゆる現場で使いやすさと高い耐久性が好評で、国内はもとより海外へも広く普及している。