老舗工具メーカー『VESSEL』のウッディソケットレンチセットの画像

老舗工具メーカー『VESSEL』のウッディソケットレンチセット

  • 取材協力/ベッセル  取材・撮影・文/箱崎大輔  構成/バイクブロス・マガジンズ
  • 掲載日/2018年3月5日

バイクメンテナンスではオイルなどの油脂類が常に存在する環境。ベッセル社の独自技術から生まれたウッディドライバーは、グリップに大量のオイルが付着してもスリップせず、トルクを確実に伝達することができる。そのドライバーに採用されているグリップを装着したのが『ウッディソケットレンチセット』だ。滑らないグリップなら、作業効率は格段に向上する。

オイルが付着してもスリップしないグリップ
様々な機能で作業効率も確実にアップ

自ら愛車をメンテナンスバイク好きのサンデーメカニックで、最も使用頻度の高いのがソケットレンチだろう。様々なボルトサイズに合わせてソケットを選び、ハンドルに装着して締め付けや緩める作業をする、とても便利でポピュラーな工具だ。

そのソケットレンチのハンドルに、ベッセル社独自のオイルがついても滑らないノンスリップグリップを採用し、パッケージしたのがウッディソケットレンチセットだ。さらに、ソケットを装着するヘッド部分にはくさび式ラチェットを採用し、超小型で高強度を実現。また、ギア数を72と細かく設定しているため、ストローク量が稼げない狭い場所での作業にも最適。ソケットのジョイントはプッシュリリース式なので、ボタンを押すだけで取り外しも簡単でスピーディに作業を行える。さらに、装着する六角ソケットはボルトやナットを傷めないよう、面接触形状としている。

ソケットレンチセットは内容違いで3種類から選べる。ソケットヘッドの差し込みサイズがポピュラーな3/8インチメインのセット、1/4インチメインのセット、そして3/8と1/4を組み合わせたセットだ。愛車に合わせてセット内容を選択できるはありがたいところ。

セットツールのケースは収納忘れがあってもすぐにわかるようになっている。使った工具を綺麗に拭いてケースに納めるのは、ひとつの儀式とも言えるだろう。

場面に合わせた使い分けを可能にした3種類のラチェットセット

老舗工具メーカー『VESSEL』のウッディソケットレンチセットの画像

ハンドルストロークや工具のスペースが確保できない狭い場所にあるマフラーフランジボルト。その着脱も超小型ヘッドと72ギアの細かなピッチのおかげでスムーズで確実な作業ができる。

老舗工具メーカー『VESSEL』のウッディソケットレンチセットの画像

フロントフェンダーの取付ボルトなど、大きなトルクが必要のない局面では、ドライバータイプの1/4ヘッドのウッディスピンナハンドルが便利。ドライバータイプなのでボルトの着脱も素早く行える。

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1/4インチのソケットとスピンナハンドルと3/8インチのソケットとラチェットハンドルを組み合わせた内容となったセット。多くの場面に幅広く使える内容となっている(品番:HRW2303M-W)。

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3/8インチのソケットとラチェットハンドルなどをメインとなったセット内容。T型ハンドルもパッケージされており、それなりの大きなトルクがかかる場面がメインとなる方はこのセット(品番:HRW3003M-W)。

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1/4インチがメインと内容となったセット。ラチェットハンドルに加えてスタビーハンドルやソケットのほかにプラス、マイナス、そしてヘックスやトルクスのビットソケットもパッケージされている。細かな作業がメインならこのセットだろう(品番:HRW2001M-W)。

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VESSEL(ベッセル)

ベッセル

日本の工具メーカーとして100年以上の歴史を持つVESSEL(ベッセル)社は、ハンドツールを含め数多くの工具をリリースしている。あらゆる現場で使いやすさと高い耐久性が好評で、国内はもとより海外へも広く普及している。