【ゾイル証言】 スーパーゾイル ユーザーレポート Vol.03

掲載日/2019年6月17日
取材協力/パパコーポレーション 
記事提供元/モト・メンテナンス編集部
※この記事は雑誌『モトメンテナンス』139号に掲載された内容を再編集したものです。記事の内容は雑誌掲載当時のものです。
 ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 03

発売から25年が経過し、数多くのユーザーに高く評価され、年毎にリピーター数を増やしているスーパーゾイルの各シリーズ商品。環境に優しいエンジンオイル用添加剤として誕生したスーパーゾイルは、クチコミで数多くのユーザーに知れ渡り、その評価やユーザー要望よって、商品ラインナップを拡充してきた経緯もある。ここでは、そんなスーパーゾイル愛好者からお話を伺い、ズバリ「インプレッション」をお届けしよう。

「旧車には本当に効果的なんです!!
すべての所有車に積極利用してます」

現代の超性能モーターサイクルと1960年代以前の旧車を比べると、そこには技術的に50年以上の違いがある。性能比較はナンセンスだが、どちらの「性能が好きか?」と問われれば、それはユーザー個人の考え次第だろう。

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 03

スーパーゾイルfor 4cycle 4サイクルエンジン用(100ml 2,600円、250ml 5,800円、320ml 6800円、450ml 9,800円 全て税抜き)/数多くのリピーターに愛されるベストセラー商品「スーパーゾイル for 4cycle」。通称、ゴールドラベルの名でファンには知られている。オイル全量に対して10%の添加によって金属表面再生効果を得られる。初めて使ったときにはエンジンオイルの汚れが早いが、それはエンジン内摺動部の汚れが落ちている証拠でもある。次回以降は汚れにくい。

東京神田で工房を構える瀬木貴正さんは、学生時代からクラシックカーやバイクに興味があり、大学卒業後に選んだ就職先はバイクメーカーの技術研究所。配属先は二輪車試作部門だった。時はバイクブーム真っ只中、毎週のようにニューモデルが登場していたあの時代で、様々な試作部品作りから組み立てを数多く経験してきた。

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瀬木貴正(瀬木工房主宰)/所有車はモトパリラ・ワイルドキャット175、BSA B44、リックマンBSA ホンダモンキー ロードパル。四輪はブガッティT13、岩石オープンことFervesレンジャーも所有。生まれも育ちも新宿区の二番町(四谷や麹町近所)。学生時代からバイクや自動車好きで、近所の修理工場にヒストリックカーが入庫すると「見に来なさい」と、熱心に声をかけられたそうだ。その御方は、わたびき自動
車在籍当時の中沖 満さん。そんな影響もあって旧車好きになり、就職志望先であるメーカー研究所の面接試験日にはCB72で乗り付けた!!

そんな瀬木さんとスーパーゾイルの出逢いは、全日本エンデューロ選手権に社内の仲間とCRM250Rでエントリーしたときだった。ぬかるみでスタックを繰り返し、後輪を滑らせながら脱出するような状況が続いた中で、エンジンからはノイズが発生(ダキツキ症状)。その時に4サイクル用スーパーゾイルの原液をスパークプラグ穴から流し入れ、空キックを何度も踏み込んだ。その後は、ノイズも気にならなくなり、無事にゴールできたそうだ。あの時の印象が鮮烈で、その後、自分の愛車にも使うようになったのがスーパーゾイルである。

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 03

二輪も四輪も所有車はヨーロッパ車が圧倒的に多い。外車のように日常メンテナンスを欠かせないモデルにとって、スーパーゾイルの各製品は、その効果がとにかく顕著なのだ。

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イタリアのコマー社製S80発電機を動力エンジンとして搭載したブガッティ・タイプ52レプリカ。本来のエンジン始動方法はゼンマイ紐を引っ張るリコイルスターターだったため、楽なセルスターター始動にしようとモーターブラケットを削り出しで製作しセルモーターを追加改造中。おもちゃのようなクルマだが、しっかりした歴史がある。

個人的趣味は旧い外車いじり。壊れてしまったエンジンが持ち込まれ、修理を請け負うことも良くあるそうだ。

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 03

町内会の催しや旧車仲間から依頼された様々な部品をワンオフ。工房には小型汎用工作機械がずらっと並ぶ。バイクメーカーの研究所で試作車開発の仕事を経験していた強みで、何でも作ってしまう。

「旧車は乗りっ放しにできませんし、メンテナンスもきっちりやらないと故障の原因ですよね。今は、ほぼすべてのスーパーゾイル商品を使ってます。いくら高性能エンジンでも冷却系にトラブルが起ればオーバーヒートしてしまいます。そんな状況でもスーパーゾイルを使っていたことで、軽傷で済むこともありますし、何事も起らずラッキーだったこともありますよ。そういった意味では、よく言われる言葉ですが“転ばぬ先の杖"だと思いますね」と瀬木さん。

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 03

直列4気筒水冷OHCエンジンを搭載したブガッティのタイプ13ブレッシア。1921年に世界初のF-1レースがイタリアのブレッシアで開催され、ブガッティが優勝。その快挙は1924 年製の量産市販車で命名された。シリーズで2000 台程生産されたそうだ。

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 03

シリンダーブロック内部に4 バルブヘッドや燃焼室が一体化!! 何故そのようなメカニズムを採用していたのか? いずれにしても当時のフランスの鋳物技術は高かったようだ。電気部品の信頼性? コックピットにツインプラグのデスビ2 連装!!

金属表面を再生するスーパーゾイルは、新旧すべてのエンジンに高い効果を発揮する高性能ケミカル。特に、旧車のように摩擦抵抗が多く希少なパーツはライフが重要。積極利用で、その恩恵は必ずしや得ることができる。

他にもあるオススメ製品

SUPER ZOIL グリース(100g 2,200円 税抜き)/金属表面再生剤を配合した高性能グリース。金属同士が摺動する面を平滑にし、異音を減少させる効果を持つ。再生後の表面を形成する合金は、1トンを超える圧力に耐え、その後も磨耗進行を軽減。低粘度なのでグリース塗布による重さを感じさせない点も嬉しい。

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 02