【ゾイル証言】 スーパーゾイル ユーザーレポート Vol.02

掲載日/2019年5月15日
取材協力/パパコーポレーション 
記事提供元/モト・メンテナンス編集部
※この記事は雑誌『モトメンテナンス』139号に掲載された内容を再編集したものです。記事の内容は雑誌掲載当時のものです。
 ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 02

発売から25年。数多くの愛車家、数多くのリピーターに高く評価されているのが、スーパーゾイルの各シリーズ商品である。環境に優しいエンジンオイル用添加剤として誕生したスーパーゾイルは、ユーザーによるクチコミで広く知れ渡り、その評価や様々な要望よって商品ラインナップを拡充。常にユーザーとともに成長してきた商品でもある。ここでは、そんなスーパーゾイル愛好者からお話を伺い、ズバリ「インプレッション」をお届けしよう。

「気になる雑音が減りますよ!!」
チューンドエンジンには必須のゾイル

発売開始当初からコミュニティの中で商品認知度やユーザー評価が高まってきたエンジンオイル添加剤、それがスーパーゾイルである。つまり「クチコミ文化」がもつ影響力の大きさを、改めて知ることができるこの25年間だったのかも知れない。

現在では「ゾイル成分」を添加した各種油脂類、例えば、4サイクルだけではなく2サイクル用エンジンオイル添加剤、ゾイル成分が入ったマルチパーパスグリースにラバーグリース、そして「もっと使いやすくなれば」との声に応えて、スーパーゾイル成分をあらかじめエンジンオイルに添加した100%化学合成のシンセティックゾイル、浸透力の強さを大きく求めない旧車ユーザー向けには半合成のセミシンセティックゾイルもラインナップ。ユーザーと正面から向き合ってきた。

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 02

スーパーゾイルECO for 4cycle 4サイクルエンジン用(200ml 6,800円税抜き、320ml 9,800円税抜き)/数多くのリピーターに愛される「スーパーゾイル for 4cycle(ゴールドラベル)」の成分配合を、さらに濃縮することで10%ではなく「5%の添加」で従来製品と同等の効果を発揮する高性能エンジンオイル添加剤スーパーゾイルECO 。コストパフォーマンスにも優れる。

4サイクル用スーパーゾイルの登場から20年目を迎えようとしていた2014年には、成分配合を濃縮することで添加配合率を5%に抑えたスーパーゾイル・エコを発売(従来製品は10%)。現在では認知度も高まり、ゴールドラベルのスーパーゾイルおよびアースカラーのエコとも、多くのリピーターに愛されている。

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 02

牛尾文昭/所有車はホンダのスーパーカブ改、CB125R、モトコンポ。ヤマハのXJR1300 、YZ250FXほか。バイク大好きの牛尾さんはオールラウンダー。ロングツーリングへはヤマハXJR1300、林道ツーリングではエンデューロモデルの逆輸入車を国内登録したYZ250FX(後方排気)、そして最近のお気に入りは、カスタマイズ&エンジンいじりを楽しんでいるスーパーカブ50カスタム。すべての所有車にスーパーゾイルを入れている、超リピーター!!

バイクが大好きで、スーパーゾイル商品に関しては「かなりのリピーターだと思いますよ!!」と断言する牛尾文昭さん。オーバーリッターの大型モデルからスーパーカブやモトコンポまで、少なくない所有バイクに使う油脂類にスーパーゾイル商品をチョイスしている。

「カワサキの特徴ですかね? ニュートラルからギアをローへシフトしたときに、ガツンッって衝撃が大きいんです。以前から気になってましたが、ZRX1200にスーパーゾイルを入れるようになってから、この衝撃がかなり和らいだのには驚きでした。最初は、あれっ? っと思いましたが、ゾイルを入れてから変わりましたし、その後はニュートラルが以前よりもスムーズに出るようになって、これは大きな違いでしたね。もちろん、走行中も以前と違っていて、滑らかで静かになりましたね」

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 02

空冷エンジンの大型ネイキッドモデルが新車ラインナップから消滅すると聞き、ヤマハXJR1300の最終モデルを購入。亜熱帯日本の空冷エンジンにはスーパーゾイルの効果あり!!

「XJR1300が販売終了になると聞いたときに、ZRXからXJRへ乗り換えましたが、もちろん新車からスーパーゾイルを使ってます。エコが発売されてからは、エコを好んで使ってます。同じ容量のボトルで値段が高いから、えっ!? と最初は思いました。でも、5%の添加でゾイルフィーリングは変わりませんし、同じ性能を安価に得られますから嬉しいです」と牛尾さん。

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 02

FI仕様のスロットルボディと大きな空冷エンジンを接続するマニホールド部分には、分厚く頑丈な熱避けセパレーターを標準装備。空気の流れよりもスロットルボディを遮熱したかったのだろう。EXUPを装備した美しいノーマルマフラーも魅力的。

さらに、「チューニングエンジンだからこそ、スーパーゾイルはありがたい!! オイルクーラーを装備しましたが、結局のところは十分冷えていたのでサーモを追加しました。エンジンが滑らかに回っているからオーバーヒートしにくいみたいです。やっぱりゾイル効果が出てますね!!」。

ボアアップしたスーパーカブで行くロングツーリングにもハマっているのが牛尾さんなのだ。GSR750やフォルツァを所有し、やはりスーパーゾイル・リピーターの従兄弟もいる牛尾さん。「今後も使い続けますよ!!」と宣言して下さった。

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 02

定番のチューニング=ボアアップしているが、バランスおよびエンジンライフ重視で排気量は80㏄。ケーヒンPC20と水本レーシング製マフラーの組み合わせで現行110のノーマルよりも力があって速い。オイル残量と汚れのチェックは欠かしてない。

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 02

夏場の対策でオイルクーラーを装備し、冬場の対策でオイルラインにはサーモスタッドを組み入れているが、スーパーゾイルの効果もあってオーバーヒートはしにくいそうだ。

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 02

スーパーカブ50シリーズの中でも四角ライトのカスタムデラックス系にはフロントブレーキパネルにトルクロッドが付く。フロントブレーキング時のリフト挙動を抑える役割を持つ。

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 02

牛尾さんは断熱材として使われる発泡スチロール製の厚めの板をメンテナンスのサポート道具として利用している。冬場のメンテでは、お尻を地面についても大変暖かいのが発泡スチロールだ。

他にもあるオススメ製品

SUPER ZOILフュエルチューナー/ガソリン用 80ml 1800円(税抜き)。不完全燃焼によって堆積する燃焼室内やピストントップのカーボンを、洗浄燃焼させる効果を持つのがフュエルチューナーの特徴。FIモデルならインジェクションノズルの定期洗浄にも効果的だ。モデルによってはアイドリングも高くなるそうだ。

ゾイル証言・スーパーゾイル ユーザーレポート 02