必要な機能を追及したバイク用タイヤ空気圧モニター『エアモニバイク』の画像

必要な機能を追求した
バイク用タイヤ空気圧モニター『エアモニバイク』

  • 取材協力/PRO-TECTA  撮影/若林浩志  取材・文/motortoon  構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
  • 掲載日/2017年3月17日

自動車やバイクの基本機能として、世界的に整備が進められているTPMS(Tire Pressure Monitoring System)。プロテクタではTPMSのバイク専用モデルとして『エアモニバイク』を開発。これまで4輪用TPMSの開発で蓄積してきたノウハウを活かし、バイク用としてはパイオニアであり決定版とも言える逸品を紹介していこう。

リアルタイムに空気圧をチェック!
配線不要の完全ワイヤレスなTPMS

欧米での法整備をはじめ、世界的に装着が推進されているTPMSは、リアルタイムで空気圧を測定し、データを表示するシステムだ。安全面はもちろん環境への配慮などの面から、4輪車の世界では広く普及している。バイクへの普及はまだ4輪ほどではないものの、BMWの本国仕様車など、一部の車両では搭載されている。

そんなTPMSを、どんなバイクでも気軽に搭載できるよう開発されたのが『エアモニバイク』だ。その最大の特長は、国内ではほぼ唯一と言えるバイク専用TPMSであることと、完全ワイヤレス化による汎用性の高さだ。4輪車とは大きく異なるタイヤの挙動、そして雨や衝撃などについて研究を重ね、さらにユーザーインターフェースも徹底的に追求。高い品質と基本性能を実現している。もちろんセンサーとモニターの通信についても、電波法をしっかりとクリア。10年以上4輪用TPMSの開発・販売などを行なってきたプロテクタならではの経験やデータ、そして技術力を投入した製品に仕上げられている。

完全ワイヤレスとしたことで配線の手間もなく、エアバルブを交換して、マウントにモニターを装着するだけで使用可能だ。装着も容易なら、操作もまさにストレスフリー。動き出した瞬間に加速センサーによって起動。そして止まればオートスリープされる。

表示内容は、空気圧とタイヤの内部温度。愛車のメンテナンス、スローパンクチャーによるトラブルの予防などはもちろん、ロードレースやラリー、エンデューロなどのレースシーンにおいても、予選やデータ取りなどでエアモニバイクが活用されているという。今後も注目を集めて行くであろうTPMSの便利さを、ぜひエアモニバイクで実感して欲しい。

コンパクトさと使いやすさにこだわりあり!

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取り付けは至ってシンプルで、専用マウントに装着するだけ。マウントは両面テープ貼り付けタイプ(写真中央)とハンドルクランプタイプを同梱。さらに別売りでベルクロタイプ(写真右上)も用意されている。

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センサー部分を実際に取り付けるとこのような雰囲気に。きわめて小さいボディながら、電池や各種センサー、通信モジュールなど多数の機能が詰め込まれている。またバルブキャップ交換式ということで、複数所有のオーナーにとっては共用が可能なのもポイント。

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背面にはモニター固定用のユニバーサルネジと、充電用の端子が設けられている。固定ネジ周辺の衝撃吸収ゴムや、充電端子の防水ゴムカバーなど、細部まで丁寧に作り込まれている。こうした作り込みによる品質の高さがプロテクタの真骨頂と言えるだろう。

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雨や風などを直接受けるだけに、防水性能や衝撃吸収性能には徹底したこだわりを持っている。ケースをオミットすればよりコンパクトにはできるが、あえて密封型とすることで安心感を高めている。なお実際のユーザーによると、サーキットで落としても動作に支障はなかった、という報告もある。

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空気圧や温度が設定範囲外になると、ブザー音による警告とモニター正面に設けられたLEDが発光することで警告を行う。オートバイ用ということで、走行時でも気づきやすいよう高輝度LEDによるストロボ点滅を採用している。

株式会社プロテクタ

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カーセキュリティやホームセキュリティを中心に、高い技術力に裏付けられた開発力が魅力。バイク好きな代表による「自分が欲しい、本当に良いものをカタチにする」という社風のもと、様々な技術をもつプロ集団のスタッフとともに、魅力的な商品を提供している。