USB電源装着でスマホ充電切れ心配なし!!

掲載日:2017年01月27日 特集記事&最新情報    

取材協力/DAYTONA

作業難易度★★★☆☆ / 参考作業時間60分

USB電源取り付け KAWASAKI 250TR編

スマホでルートを見つつ、到着したら写真を撮って、暇つぶしにモンスターなんかを捕まえたりしていると、あっという間にスマホの充電は空だ。スマホの便利さに慣れきってしまっていると、出先で充電が切れることほど怖いことは無い。そんユーザーが増えていることからも、数年前からバイクのアフターパーツ市場は、スマートフォンのホルダーやUSB電源キットなどが人気だ。

また、今脚光を集めているのがLEDヘッドライトである。ハロゲンバルブに比べて省電力、長寿命、高輝度と良いことづくめのLED。ヘッドライトに採用するには配光性や発熱の問題からなかなか実現しなかった。ところが、現行の市販モデルに純正採用されるのが一般化してきた現在、アフターマーケットパーツとして、後付けのLEDヘッドライトキットが登場している。

そんな今を時めく電装アクセサリーだが、装着するには電気の配線作業が必要だ。電気と聞くと急に苦手意識が出てきてしまう人も少なくないが、ここで紹介するデイトナの電装アクセサリーの取り付けは超かんたん!!

自分で挑戦して愛車を便利に快適にカスタムしてみていただきたい!!

USB一口のシンプルな電源は、小型なので取り付け場所を選ばない。キー連動アクセサリー電源だけでなく、バッテリー直配線もできる。充電電流の大きなiPhoneにも対応しているので安心だ!!

配線はキットの丸端子をバッテリー端子に共締めするだけでOK 。だから基本的にバッテリーの搭載位置さえわかれば、簡単に取り付けできてしまうのだ!!

配線の取り回しはフレームに沿わせるのが基本!!

USB電源口をどこに設置するかにもよるが、ハンドルに設置するなら、バッテリーからハンドルまで配線をフレームに沿わせるのが自然で装着後のトラブルも少ない。作業時は燃料タンクを外してストリップにすると捗るぞ!!

作業手順をチェック

電源コードをバッテリー端子に共締めする。赤い目印が付いている方がプラスだ。接続時は、バッテリーマイナス端子を外し、プラス線を共締めした後、マイナス線を共締めする。

電源ハーネスとUSB端子のハーネスはカプラ接続される。デイトナ製のバッテリー充電器を電源ハーネスに接続できるように拡張性が図られているのだ。使わない時は外しておくのも良い。

あとはフレームに沿うメインハーネスと一緒に沿わせていき、要所を付属のタイラップで固定しておけば良い。たるみ過ぎてエンジンに接したりすると断線トラブルに繋がるので注意しよう。

ハンドルのスイッチボックスの配線と同じルートでUSBの電源口を引っ張ってくる。ハンドル切って、挟んだり突っ張ったりが無いか確認して、たるみが出そうなところはタイラップで固定する。

付属のマウントとタイラップでUSB電源口を固定すれば作業完了。操作の邪魔にならないところに設置する。スマホをナビにするなら、ホルダーマウントの位置も調整して設置する。

手持ちのスマホなどデジタルガジェットを繋いで、充電できるかどうか確認してみよう。バッテリー直配線の場合は、エンジンが止まっても充電は止まらないのでバイクのバッテリー上りに注意だ。

メインキーのON/OFFと連動させたいならば……

燃料タンク、シート、など外装パーツを外す工具が主になる。エレクトロタップを使って配線分岐させるなら、プライヤーが必要だ。あとはタイラップの予備を準備しておくと安心だ。

USBへの電源供給をメインキーのON/OFFに連動させたいならば、イグニッションキーから伸びる配線から電源を分岐させて取り付ける。検電ペンでアクセサリー電源を探すと、ブラウンの線だった。

カワサキ車はブラウン線がアクセサリー線だ。これにUSB電源のプラス線をエレクトロタップやギボシ端子などで分岐させれば電源線を確保することができる。決して難しくないぞ!!

アース線はフレームのボルトか、バッテリーのマイナス端子共締めでOK。これでキーのON/OFFに連動して、USB電源もON/OFFさせることができるので、バッテリー上りの心配は少なくなる。

アイテム情報

DAYTONA 2.1Aバイク専用電源USB1ポート

2,200円(税込)





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