取材協力/トーヨー産業  記事元/スマイルバイク10号
※この記事は雑誌『スマイルバイク』10号P.74-76に掲載された内容を再編集したものです
※記事の内容は雑誌掲載当時のものです(スマイルバイク 10号 2015年3月6日発売)
掲載日/2016年2月10日

最近、ヘルメットにオートバイ用インカム(インターコム)を装着しているライダー、よく見かけませんか? しかも笑顔で誰かとしゃべっていたりして、なんだか楽しそう。いったい何が便利で、どう楽しいのか、ここでは最新のインターフォン「F3MC」を使って具体的にアプローチしてみます!

ふだん聞けなかったこと、
バイクの上なら聞けるかも

タンデムで走る楽しさって、いろいろありますよね。1台のオートバイに同乗して、同じ風景を眺め、感動を共有したり……。だけどヘルメットやエンジンの音が邪魔をして会話を楽しむことができない。ちょっと前まではそれがネックでした。ところがバイク用のインカムが登場してから状況が一変。シールドを上げて大声で話さなくても、マイクを通して相手の耳元に声が届くように。走行中、おもしろいものを見つけたときに、すぐに伝えられる。トイレに行きたいとか、おなかが空いたとか、小声でしか言えないこともすんなり言えます。クルマなら当たり前にできることが、ようやくオートバイでもできるようになったんです。

 

不思議だなって思うのは、ライディング中だと、ふだんはなんとなく言えなかった想いや聞けなかった話が、ふたりとも意外とすんなり口をついて出てくるってこと。オートバイの上でくっついて、同じ風を浴びているうちに、素直な気持ちになっちゃうからかも。これもインターコムの魅力かな?

 

いつでもMUSIC
しかもいい音じゃないとね

ノーミュージック、ノーライフ。いつでも聴きたいときに好きな音楽が聴けるって、いいですよね。しかもオートバイという最高に楽しい乗り物でそれが楽しめたら、感動は何倍にもふくらみます。「インターフォンF3MC」なら、デジタル音楽プレイヤー機能付きの端末とブルートゥース接続(A2DP接続)することで、走行中に耳元のスピーカーから聴けるのです。それもステレオ、かなりいい音で♪ つまり「F3MC」は、ソロでの利用も大いにアリってこと。タンデム時はソングシェアリング機能を使って、同じ端末の曲をふたり同時に聴くことだって可能。ケータイやスマホ、ナビに音楽データをストックしている人なら、大活躍すること間違いなし。 

 

ただし周囲の音が聞こえなくなるほどボリュームを上げたら運転に支障が……。「F3MC」は安全最優先、走行速度に応じて自動で音量を増減する機能付きだから、低いボリュームで充分に音楽リスニングが楽しめるんです!

 

突然のスマホ着信にも
安全・確実に応えられる

走行中、突然の着信でオートバイを路肩に寄せ、あわててヘルメットを脱いだなんて経験はありませんか? 走行しながらの通話はあまりおすすめできないけれど、「F3MC」があればヘルメットやグローブを脱がなくても通話が可能。着信があってもあわてることなく、路肩でゆっくり話せばいいのです。これが一番ラクでセーフティな通話方法じゃないかな?

 

こんなとき楽しい CASE.① タンデム走行中にクリアな音質で会話

ふたりだけの時間を堪能できるタンデム・ラン。いつもと違う感覚が、やりとりを特別なものにしてくれる。F3MCはDSP(風切り音防止)機能付きだから、小さな声でもよく聞き取れる。

 

こんなとき楽しい CASE.② ライディング中に音楽リスニング。しかもソロでもタンデムでも♪

F3MCは、デジタル音楽プレイヤーと簡単にブルートゥース接続できるから、ソロでの使用時にも大活躍。またタンデム時はソングシェアリング機能で、ふたり一緒に同じ曲を聴くことだってできてしまうのだ。

 

こんなとき楽しい CASE.③ ケータイ通話OK ナビ音声も耳元で!

F3MCがあればヘルメットやグローブを脱がなくても通話が可能! 走行中に着信があったら、オートバイを路肩に寄せてそのまま話そう。そのほかナビの音声案内が耳元でクリアに聞こえるのも便利。スマホをポケットに入れたまま、ナビアプリの音声案内だけ聞いて走るなんて使い方もできるぞ!

 

【DATA】

本体サイズ:横90×縦45×奥行き20mm
本体重量:44g
ブルートゥース形式:Ver.3.0
防水性能:IP67
対応プロファイル:HSP、HFP、JCP、A2DP、AVRCP
使用可能シーン:ソロ、タンデム
連続通話使用時間:最大12時間

価格:1万7,800円(シングル)、3万2,800円(ツイン)

【ボタンの動作】

ボリュームボタン 一度ボリュームをプリセットすれば、速度に応じて音量を自動調整してくれる機能付き

センターボタン 長押し(3秒)で電源オン。日本語によるくわしい音声ガイド付きだからその後の操作も簡単

メニューボタン 押すたびに「携帯電話」や「インターコム」などの機能が切り替えられる

 

操作はカンタン! 取り付けもスムーズ

手軽な価格で手に入るエントリーモデルながら、タンデム会話、音楽リスニング、ナビ音声ガイダンス、ケータイ通話などの便利な機能が盛り込まれている「F3MC」。機能が多い分、操作が面倒? いいえ、実は超カンタン。電源のオン/オフはセンターボタン、音量の調節は左右のボリュームボタン、機能の切り替えは上下のメニューボタンと、たったそれだけ。しかもボタン操作のたびに日本語の音声ガイダンスが流れるから、不安なく操作することができます。その上、他社のインカムとも通信できるエニー・コム機能を搭載しているので何かと好都合なのです。

 

本体の取り付けは、付属の貼り付け式ブラケットか、挟み込みブラケットで固定するだけと、いたってスムーズ。スピーカーもヘルメット内部の構造にあわせたサイズで固定しやすいもの。マイクはオープンフェイスやフリップアップタイプ用のマイクブームと、フルフェイス用のマイクコードの両方が同梱。ヘルメットを違うタイプに買い換えたときだって使いまわせて便利!

スイッチ操作は中央のセンターボタン、左右のボリュームボタン、上下のメニューボタンだけとシンプルなもの。ボタンを押すたびに日本語で音声ガイダンスが流れるのだ。しかもグローブをしたままでもカンタンに操作が可能!

 

F3MCシングルパックのセット内容。マイクは2種類用意され、ヘルメットはオープンフェイス、フリップアップ、フルフェイスのどれもが取り付けが可能。ヘルメットを買い換えても使いまわせるから安心だ。

取り付け手順1まずはスピーカーをヘルメット内部に装着。そのあとマイクも取り付けよう

取り付け手順2ブラケットをヘルメットに貼り付ける(もしくは挟み込みブラケットを取り付ける)

取り付け手順3ブラケットに本体を固定して、接続コネクターをまっすぐ差し込んで完了!

併走する仲間と会話を楽しむなら

2台で通話できる点がF3MCと大きく違うF4MC。こちらはオートリコネクション搭載で、距離が開きすぎて通信が途絶えても、再び通信圏内に入れば自動接続してくれるのだ

 

ソロやタンデムでインカムを楽しむだけなら価格の安い「F3MC」で充分。けれどもオートバイ2台でインカム通話をするには、通信距離が足りない。そういうときは、上級機種の「F4MC」がおすすめ。こちらは通信距離が最大800mもあり、高速道路で車間距離をかなり長くとったとしても大丈夫。これだけ通信距離があれば、マス・ツーリングで先頭と最後尾が「F4MC」を使用し、グループ全体を統率するということもできちゃう。エニー・コム機能で他社製インカムとも通信ができるし、おまけにFMラジオも搭載。お気に入りの番組や、ツーリング先のローカル放送、最新のニュースや天気予報もばっちり受信できるから、ソロでの利用がほとんどならこっちを選ぶのもいいかもね!?

 

【DATA】

本体サイズ:横90×縦45×奥行き20mm
本体重量:44g
ブルートゥース形式:Ver.3.0
防水性能:IP67
対応プロファイル:HSP、HFP、JCP、A2DP、AVRCP
使用可能シーン:ソロ、タンデム
連続通話使用時間:最大12時間

価格:2万9,800円(シングル)、5万2,800円(ツイン)

Interphone(トーヨー産業)
住所/〒105-0014 東京都港区芝2-27-8
マスマンビル7F
TEL/03-6303-0030
イタリアのミラノに本拠地を置く大手携帯電話周辺機器メーカーCELLULAR ITALIA社が手掛けるバイク用のBluetoothインターコムブランドが「セルラーライン・インターフォン」。イタリア本国や日本のほか、世界60ヵ国で販売され、各国のライダーから高い評価を得ている。