取材協力/リベルタ 写真・テキスト/和田康宏 構成/二輪生活編集部
掲載日/2013年11月13日


最近の夏は「酷暑」すぎて、バイク乗りにとっては「気持ちいい」ではなく「辛い」季節になりつつある。しかし秋は短く、冬となれば、それはそれで寒くて辛い…というのは過去の話。実は最新の電熱ウェアを使えば、冬は決して「寒い」というわけではなく、むしろ「快適」に走れる季節になるのです。

 

ではまず、電熱ウェアとはどういうモノなのか?今回は、昨年「売り切れ続出」の超ヒットアイテムとなったヒーテックを販売するリベルタの大川原さんに伺ってみた。

「電熱ウェア」とは
どういうモノなのか

 バイク用の防寒アイテムは、風を防いだり、体温を下げない様にしたりというのが主流だったと思います。ですが、「電熱ウェア」は「電気の力で発熱する」ということができるモノであり、今までの「寒さを防ぐ」とは根本的に異なるアイテムです。

 発熱するというと、汗などの水分で発熱するウェアを思い浮かべる人もいると思いますが、電熱ウェアはそれとも根本的に異なり、電気を使うので、発生するパワー素数が強く、より高温の熱量が得られますので、暖かさは比べものになりません。

 また、電熱ウェア自体は昔からあるモノですが、最近の製品は技術革新が進み、「発熱量が小さい」とか「故障が多い」とか、そもそも「着心地が悪い」といった部分が改良され、非常に使い心地の良く、安心して使用できるモノになっています。ちょっと前のモデルをお使いになっているユーザーさんなら、その進化の速さを実感できると思います。

最大熱量54度は「寒くない」
ではなく「暖かい」

 実際、どの位発熱するかと言えば、メーカーによって異なりますが、弊社のヒーテックでは、使用する外気温などの条件によって多少の誤差は出るものの、30度くらいから最高54度まで、3段階に調節可能な発熱をします。よほど寒い地方や山間部の方以外でしたら、強で使用し続ける人は少なく、むしろ始めは強で使用しつつ、弱に設定する人がほとんどです。その位発熱量があり、「寒くない」ではなく「暖かい」を実現できます。それが最新の電熱ウェアの実力です。また、発熱する部分も考えられていて、例えばジャケットですと、腕や胸、背中はもちろんのこと、襟元までしっかりと熱を発するので、冬の厳しい寒さの中でも快適性が得られると思います。

誰でも合わせやすい
インナーアイテム

 ヒーテックでは、様々なスタイルで楽しめるように、ほとんどのアイテムが「インナー」となっています。ですので、普段愛用しているアウターの中に着ていただくだけでOK です。

 ただし、かなりの熱量が発生するので、ジャケットは素肌での着用は厳禁です。必ず下にロンT等を着て、その上から羽織ってください。

 また、バイクで走っていると雨で濡れる事があるかと思いますが、カッパなどを着ずに、びしょ濡れの状態での使用は、感電や異常な発熱の原因となる恐れがあるので厳禁です。もちろん洗濯後も完全乾燥してから使用してください。そう言った点が通常のウェアと異なる部分ですね。

使用条件は12Vバッテリー車
そして余力電力

 使用する電源は車載バッテリーを利用するので、使用条件は「12V バッテリー搭載車」ということだけです。ただし注意が必要なのが使用する電力です。

 単品で使用するなら、さほど問題ではないのですが、注意すべきは数種類のアイテムを合わせて使用する場合。ヒーテックで例えると、ジャケット、グローブ、パンツをフルセット&最大熱量で使用すると、13A。ワット数に換算すると約156w の電力が必要になります。これを満たすバイクはハーレー位大きなバッテリー&ジェネレーターが必要となります(ハーレーは全モデル使用確認済み)。

 そこで、新たに省エネタイプの3・5AMPジャケットのリリースを開始し、今年からフルセット使用でも様々なバイクのユーザー様が使用できるようになっております。

 使用可能電力は、バイクの発電能力によって異なりますので、自身のバイクに使えるかどうかは、是非バイク屋さんに測ってもらってみてください。

 

ヒートインナージャケット3.5AMP ¥29,400
ヒートインナージャケット ¥31,500
サイズ:S/M/L/XL/XXL/Women’s
温度調節:3 段階 最大使用電力:3.5A(約42W)/ 7.0A(約84W)洗濯:可(手洗い・水洗い)
付属:バッテリーハーネス・ワイヤレスリモコン・ブレードヒューズ

  • 10秒で約54度まで発熱

    ヒーテックは全商品に電熱線ではなく、より細くしなやかな「メタルファイバー」の束を生地全体にくまなく配置。これにより、僅か10秒で、生地全体を温め、より早く、広範囲を素早くウォームアップしてくれる。これは撮影用の見本で実際には約1cm 間隔にφ1mm のメタルファイバーの束がびっしり配置されているので、ご覧のように内側でもワイヤー感は全く感じない。

  • 伸縮性抜群の高い運動性能

    ジャケット&ベストはどちらも脇腹に伸縮性の高いストレッチ素材で体にフィットしながらも動きやすさを実現。更にジャケットは、ボディ自体も最適な透湿&通気性に優れたインビスタ社のタクテルを採用し蒸れを抑えている。

  • 3段階温度調節機能&リモコンまで!

    ジャケットだけでなく、全モデルに標準装備で3 段階のプッシュ式温度調節機能が標準装着。しかも、ジャケット&ベストには専用のワイヤレスリモコンが付属して、ハンドルから手を放す事無く遠隔操作が可能。

     

今年新たに3.5 アンペアの省エネモデルが登場で、国産、外車問わず、様々なバイクで使用可能になったヒートインナージャケット。人間が温かいと感じる首や腕、胸などの静脈部分を効果的に温めるので、省エネモデルとはいっても充分暖かい。従来のモデルはむしろ「熱い」と感じられる程の熱量を発生する、ヒーテックのフラッグシップとしての性能を追求している。

電力を使って高い温度を発生させる電熱ウェア。電源はといえば、一般的に使用されるのが「バイクのバッテリー」。そこで電熱ウェアを使うにはどのような準備が必要なのか、実際に見せてもらった。

まずはバッテリーの位置を確認。今回はカワサキの最新モデル「ニンジャ400」を使用。

バッテリーの端子を外す。外す順番はいつもと同じ「マイナス」→「プラス」の順番で。

こちらが今回装着するバッテリーコード。この2つの端子を車載バッテリーに繋いでいく。

取り付ける向きと位置を考えて「プラス」→「マイナス」の順にバッテリーに繋いでいく。

バッテリーと繋いだら配線が何かに触れて断線しないように、タイラップ等でフレームや既存の配線等に固定していく。

バッテリーコードのジャック部分はこの位の突出量でOK。あまり長いと走行中支障が出たり、引っ掛かったりと危険。

ジャック部分の取り出し場所は、断線等の心配の少ないシート前面がベスト。

自分でバッテリーを交換できる人なら10分でできるレベルと非常に簡単。後はこの様にウェアと繋げて、電熱ウェアが発熱するかチェックすれば終了だ。

ヒートインナーベスト
¥19,950

サイズ:S/M/L/XL/XXL/Women’s
温度調節:3 段階
最大使用電力:3.5A(約42W)
洗濯:不可
付属:バッテリーハーネス・ワイヤレスリモコン

ヒートインナーパンツ
¥23,100

サイズ:S/M/L/XL/XXL/Women’s
温度調節:3 段階
最大使用電力:3.5A(約42W)
洗濯:可(手洗い・水洗い)
付属:バッテリーハーネス・スプリットワイヤー(ジャケットと同時使用の際使用)

タイツと同じに
使える薄型設計

立体裁断の前側には発熱エレメントを内蔵し、後ろ側は収縮性の高いストレッチ素材。前後の素材を使い分けることで動きやすさを追究。だからタイツ感覚で普段着ているタイトジーンズにだってOK !

日本人の体型に
合わせた日本専用設計

 世界展開しているアメリカのベンチャー社製電熱ウェア。その性能をそのままに、日本人向けの体型や使い方、アフターサービスなど、日本専用設計で作られているのがここで紹介するヒーテックだ。

 使用するヒートエレメントには、通常の電熱線ではなく「メタル(金属)ファイバー(繊維)」を使用し、しなやかで、まるでスポーツウェアの様な運動性能と軽さを実現。そして一度発熱させれば、僅か10秒と驚異的なスピードで発熱し始めるという高性能な逸品なのである。

 更に薄手ということで、シルエットはタイトラインでスタイリッシュ、そして軽量で薄いと、冬でも着ぶくれしない、オシャレを楽しみながら走れると人気を博している。

 

 

ヒートインナーグローブセット
¥26,250

サイズ:S/M/L/XL/Women’s
温度調節:3 段階 最大使用電力:2.5A(約30W)
洗濯:可(手洗い・水洗い)
付属:バッテリーハーネス・Yコード
(ジャケットに接続可能)

Venture ヒートアウターグローブ
¥28,350

サイズ:S/M/L
温度調節:3 段階 最大使用電力:2.5A(約30W)
洗濯:不可
付属:バッテリーハーネス・Yコード
(ジャケットに接続可能)

簡単配線のオールインワン設計

ヒーテックのジャケットには、グローブ用のジャックが袖に内蔵されているので、グローブと併用する場合、グローブ用の配線をジャケット内部に装備する必要が無い。こういう「使いやすさ」が高い人気を誇る理由なのだ。

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