失敗しないバイク選び?中古バイクの品質をチェック?
価格の安さや選べる車種の豊富さなど、中古バイクの魅力は多いが、
いいバイクと出会うためには、まずきちんとしたショップを選ぶことが肝心といえる。
だからこそ知っておきたいのが、自動車公正取引協議会による「品質評価制度」だ。

Research

中古バイクを選ぶ際に多くの人が感じる不安とは?

バイク選びにおける中古車は、新車に比べて車種の豊富さや価格の安さなど、メリットも多く人気がある。その反面、新車と違って1台1台のコンディションが違うため、不安に思う人がいるのも事実だ。一般社団法人 自動車公正取引協議会(以下、公取協)が中古車を購入した人に行ったアンケートによれば、約40%が「品質・コンディション」に不安を感じる、と回答。それに次いで「販売店による整備状態」にも多くのユーザーが不安を感じる、という結果が出ている。つまり、「中古車はちゃんと整備されているか、乗ってみるまでわからない」「壊れずにきちんと乗れるのか不安」という声が多いことを意味する。

 

むき出しのまま走るバイクはクルマ以上に整備点検が必要な乗り物といえるし、不安なまま購入すると、結果的に高い買い物をしてしまうことにもなりかねない。まずはいいショップと出会うことが、素晴らしいバイクライフのスタートになるといえるのだ。では、いいショップはどうやって見つければいいのだろうか?

中古バイクに関する販売店とのトラブルの実態

公取協にはユーザーから相談を受け付ける相談窓口があり、年間6,000件にも及ぶ相談が寄せられているという。その内、バイクに関する相談はおよそ600件。そこで中古バイクに関する相談受け付け状況について公取協に話を聞いた。

 

「平成24年度の公取協の相談受付状況において、バイクに関する相談は568件でしたが、その内、中古バイクに関する相談が394件で約7割を占めています。その中古バイクに関する相談の中で『バイクの不具合』に関する相談が半数近くを占める状況です。また、その『不具合』に関する相談がどのタイミングで発生しているのかを見てみると、『納車直後』に発生しているものが75%にも上る状況です」。

 

そのようなトラブルにあわないためにはどうしたら良いのだろうか。

 

「公取協では、このような不具合に関するトラブルを未然防止するために、公取協会員店には中古バイクの品質について十分にチェックし、その内容を品質評価書にきちっと表示し、きちっと説明するように普及活動を行っています。ユーザーの皆さんも、中古バイクを購入する際には、バイクのコンディションについて十分に確認することが重要です。これが上手な中古バイク選びのポイントのひとつだと思います」。

Solution

「品質評価」の実施によってユーザーの不安を解消!

公取協は中古バイクに限らず、新車販売や広告表示などのあらゆる面で、定められた表示ルール(二輪車公正競争規約)に基づいて「安心」をサポートしている団体だ。会員店は、表示ルールに従って車両の価格や品質の適正表示に努めていて、バイクを探している未来のライダーたちが、安心してバイクを購入できる環境維持に努めているのだ。

 

中古バイクの購入で特に押さえておきたいポイントが、公取協会員店で実施されている中古バイクの「品質評価」だ。これは、店頭に展示する中古バイク1台1台に対して品質評価を実施して、バイクのコンディションをチェックするとともに、その結果を「品質評価基準」に基づいて作成した「品質評価書」を用いて表示するというもの。表示のルールでは「品質評価」の実施を定め、会員店における実施促進を図っている。また、公取協では「品質評価者講習会」を実施し、品質評価や品質査定を行う有資格者の育成も行っている。この講習を受け「二輪品質評価者」の認定を受けた者でなければ、「品質評価」や「品質査定」を行うことができないのだ。では実際に、品質評価書の中身を見てみよう。

Quality Evaluation

中古バイクのコンディションがひと目でわかる「品質評価書」付きのバイクなら安心

中古バイクは、走行距離数や使用状態などによって車両ごとに品質が異なり、店頭で外見を見ただけで判断するのは非常に困難。そこで、有資格者である品質評価者がプロの目でバイクの状態をチェックし、ユーザーに分かりやすく説明したものが「品質評価書」だ。

 

エンジンや足回りなどについて22項目に及ぶチェックを行ない、その結果を「良好」か「要整備」により総合的に評価しているので、中古バイクのコンディションが一目でわかるようになっている。これなら、バイクの構造やメカに詳しくなくても、誰もが安心してバイク遊びができる。他の店で同じ車種を見かけて比較する場合でも、品質評価書を見れば共通のルールで品質が評価されているため、それぞれの車両のコンディションの違いもチェックが可能だ。

 

「品質評価書」は車両価格などを表示している「プライスカード」と一緒に提示されているケースが多い。この「プライスカード」とは店頭展示(またはWebに掲載)されているバイクの価格等に関する情報が記載された用紙のことで、こちらにも表示ルールが定められている。なお、店舗によっては「プライスカード」と「品質評価書」を別々に表示しているケースもあるが、その場合でも、品質評価のために実施されたチェック項目に変わりはなく、また「品質評価書」の表示内容にも違いはない。車両のコンディションを一定の基準で表示する「品質評価」は、安心できる中古バイク探しに役立つ品質基準なのである。

Critical Information

「二輪品質評価者在籍店」が安心の目印に

品質評価ができるのは、「品質評価者講習会」を受講し、表示ルールである「二輪車公正競争規約」と品質評価・品質査定の方法を取得した「二輪品質評価者」だ。ルールに準じた公正で公平な評価によって我々ライダーの不安感を払拭すると同時に、展示する中古バイクの十分な車両チェックにより、要整備箇所や不具合等を事前発見。購入後の追加出費や出先でのトラブルなどを未然に防止することにつながっている。

 

「二輪品質評価者在籍店」のステッカーが貼ってあるお店なら品質評価者が在籍しているので、バイクのコンディションについて不明な点をいつでも尋ねることができるため、安心してバイク選びができるのである。

中古バイク購入の相談窓口

自動車公正取引協議会 相談窓口専用ダイヤル

TEL/03-5511-2115

月?金(祝日を除く)10:00?12:00、13:00?17:00

http://www.aftc.or.jp

バイク選びは「お店選び」から
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