【写真枚数30枚超】2018新型フォルツァをじっくり解説! トピックス

【写真枚数30枚超】2018新型フォルツァをじっくり解説!

掲載日:2018年04月05日 記事カテゴリ トピックス   

文・写真/Ryo Tsuchiyama

【写真枚数30枚超】2018新型フォルツァをじっくり解説!

2018年に発売予定の新型フォルツァをあらためてじっくり解説

2018年の大阪モーターサイクルショーで初めて公開された新型のホンダ・フォルツァ(FORZA)。大阪・東京のモーターサイクルショー会場で実車に触れた方もいるだろうが、今回会場に足を運べなかった方や、現地でじっくり各部をチェックできなかったという方もいるだろう。

ということで、ここであらためて2018年に登場予定の新型フォルツァの各部詳細を紹介しておこう。キーレス機能や各荷室スペースのつくり、デジタルメーターの液晶部の表示内容、電動スクリーンの作動風景など、新型フォルツァの購入を予定している方が気になりそうな部分は特に細かく解説しているので、しっかりチェックしていただきたい。

これまでのフォルツァとは一線を画すシャープなデザインへと生まれ変わった。実用的なビッグスクーターというよりもスポーティなイメージを押し出しているようにも見える。

ヘッドライトはフルLEDとなった。レンズカットはとても凝っていてイマドキの顔つき。ライトユニットはSTANLEY(スタンレー)製。

フロントウインカーは左右のミラーにビルトイン。ウインカーはもちろんLEDだ。ユニットはMITSUBA(ミツバ)製。

テールランプ・ウインカーもLEDとなり、すべての灯火類がLEDとなった。新しいPCXともイメージを共有するX型のデザインは質感も高く、高級感にもあふれている。

フロントホイール径は15インチに。キャストホイールは12本スポークで軽さにもこだわったデザインだ。ブレーキはNISSINの2ポッドで、もちろんABS付き。

15インチのフロントホイールに対して、リアホイールはワンサイズ小さな14インチを履く。リアサスペンションは2本で、写真で見る限り充分なスプリングトラベルが確保されているようだ。また、センタースタンドとサイドスタンドの両方を装備しており、使い勝手もしっかり考慮されている。

サイレンサーは異型のシンプルなデザイン。メッキカバーが装着されている。

エンジンは4ストローク・水冷OHC4バルブの単気筒で排気量は248cc。エンジン右側にウォーターポンプがレイアウトされているのが分かる。エンジンカバーにはオイル容量に関するコーションデカールが貼られていたので内容を記載しておく。
【オイル全容量1.7L/オイルフィルター交換時1.4L/オイル交換時1.2L】

今回展示された新型フォルツァの詳しいスペックはまだ出ていないが、ナンバープレートには車体寸法とエンジンに関する情報が記載されていた。車体寸法は全長2,140mm×全幅750mm×全高1,355mmで、このクラスとしては標準的だ。

新型フォルツァではキーレスエントリーとなっているのも大きなトピックだ。写真はスマートキーだ。

シート&トップケースのロックやコールバックができるスマートキー。バイクマークのスイッチを押すと、ウインカーが反応して点滅する。

イグニッションスイッチはハンドル下に設置されている。樹脂製のツマミは【I】がOFFの位置。ほかはシート・給油口を開けるときには【SEAT FUEL】の位置に、走行する場合は【O】の位置に、そして車体のロックをかける場合は、ツマミを押し込みながら回して【鍵マーク】に合わせる。

ツマミを【SEAT FUEL】の位置に合わせたところ。この状態でツマミ右側の【FUEL】【SEAT】ボタンを押せばそれぞれのロックが解除される仕組み。また、ツマミ周囲は青色LEDのバックライトが仕込まれており夜間の視認性が高そう。こういう装備は嬉しい。

給油口のフタを開けたところ。給油口はステップボードの真ん中に配置されている。

シートはライダーとパッセンジャーをしっかり分けたデザイン。ライダー側のシートはパッセンジャーとの段差をバックレストとしている。表皮は適度なザラつきがあり滑りづらい感触だった。ブラックとグレーの切り返しパターンもスタイリッシュ。

シートを開けたところ。前ヒンジのシートは、開閉時に気になるヒンジ部のガタつきも少なく感じた。ラゲッジスペースは前方から後方にかけて徐々に幅が広くなる構造。フルフェイスヘルメットもモノによっては2つ入りそうな容量だ。ラゲッジスペース後半にセットされているパーツの詳細を聞き忘れてしまったのだが、樹脂製のパーテーションかもしれない。取り外し可能なようにも見える。

アナログとデジタルを組み合わせたメーター。スピードとタコはアナログで、中央に各種情報を表示する液晶パネルを配置している。

各種スイッチが配置されている左スイッチボックス。パッシングスイッチの右側は電動スクリーンの操作スイッチだ。グリップ根元にはグリップヒーターのスイッチが。展示車両はオプション装着車だったが、グリップヒーターが標準装備されるかは不明。

電動スクリーンスイッチの下にある<INFO A>ボタン。押すたびにメーター液晶部の表示が切り替わる。次の写真から見ていこう。

<INFO A>ボタンを押すと、液晶表示の上から2列目の表示が切り替わる。左側の<TRIP>はトリップメーターで<TRIP A><TRIP B>と目的別に異なるトリップ設定ができる。写真は<TRIP A>にした状態。

写真は<TRIP B>で、その右側の<ELAPSED>はイグニッションONにしてからの経過時間を表示。経過時間<00:01>は「1分」を示している。

さらに<INFO A>ボタンを押すと、右側の表示が<ELAPSED>から<AVG CONS.>に切り替わる。これは平均燃費(km/L)を意味していて、走行中も平均燃費を表示してくれる。

ウインカースイッチの下にはもうひとつ<INFO B>ボタンがある。これもメーター液晶部の操作に使用する。

<INFO B>ボタンで表示が変わるのは、液晶部の下から2列目。写真で<CONS. – – -.- km/L>と表示されている部分がそれ。表示されている<COS.>はおそらく瞬間燃費だろう。平均燃費と合わせて意識すればエコランもできそう。

もう一度<INFO B>ボタンを押すと<TOTAL>が表示される。これが車体の総走行距離を示すオドメーターと思われる。

さらに<INFO B>ボタンを押すと表示は<RANGE – – – km>に変わる。これは航続可能距離だ。タンク残量と瞬間燃費から計算して航続可能な距離を割り出しているのだろう。このように<INFO B>ボタンは<TOTAL>→<RANGE>→<CONS.>と、3種類の表示切り替えを行う。ちなみに液晶最下部の<AIR TEMP>は外気温計。その隣のバッテリーマークの部分は電圧計で、バッテリー電圧を小数点1桁まで表示する。

左側スイッチボックスの奥には【T】マークがあり、そこにもスイッチが設置されている。これはトラクションコントロールの切り替えスイッチのようだ。

トラクションコントロールの作動状況は、液晶パネルのさらに下側にあるインジケーターに表示される。写真ではハイビームマークの右上にある【T】のインジケーターがそれに相当する。見えづらいが、ハイビームマークの右側には【T】マークに斜線の入ったインジケーターがあるので「トラクションコントロールのキャンセル」という選択肢もあるのかもしれない。他には、ABS、キーロック、水温警告、油温警告、マルファンクション(故障)インジケーターなどが並んでいる。余白があるので、ETCなどの表示もここに追加されるのかもしれない。

新型フォルツァの目玉装備にひとつが電動スクリーンだ。左側スイッチボックスのUP/DOWNのボタンを押すと無段階でスクリーンの高さを調整できる。写真はスクリーンを一番下げた状態だ。

スクリーンを目一杯上げた状態がこちら。10~15cmくらいの可動域がありそう。下の動画は大阪モーターサイクルショーの会場で電動スクリーンの作動風景を動画に収めたもの。スクリーンがスムーズに上下する様子がお分かりいただけるはずだ。


スマートキーや電動スクリーンのほかにもユーティリティは充実している。フロントパネル左側は小物入れになっており、その奥には電源ソケットも用意されている。12V 2A、最大24Wまでの電子機器なら使用可能だ。

展示車両はオプション装着車だったのでトップケースが装着されていた。トップケースがない状態ではかなりスポーティなデザインに見えるかもしれない。

発売日・価格等は現段階では明らかになっていないが、充実の装備を身につけた新型フォルツァは、街乗りからツーリングまで幅広い使い方ができるスクーターになりそうだ。

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