最新モデル試乗速報 スズキ スカイウェイブ250 タイプS ベーシック

掲載日:2011年01月18日 フォトTOPICS    

取材・文/バイクブロス×ウンノリョウジ  撮影/ バイクブロス×マガジンズ編集部

シャープな印象を与える二眼タイプのヘッドライト。ヘッドライト付近にポジションランプ、サイドにウィンカーも埋め込まれている。ウィンカーは標準でクリアレンズとオレンジバルブを採用。

スズキが誇るロングセラーの原点
熟成されたマシンこその完成度の高さ

1998年の登場以来、10年以上にわたるロングセラーを記録するスズキのビッグスクーターと言えばスカイウェイブだ。その時々の技術やライダーの嗜好、要望に合わせて進化を続けるこのバイクは、日常の軽快な足として使うベテランライダーから、カスタムを楽しむ若者まで幅広い人々に支持されている。現在スカイウェイブにはいくつかのタイプがリリースされているが、今回はタイプSベーシックの試乗インプレを行った。スカイウェイブの原点とも言えるこの車両の乗り味、使い勝手とはどのようなものなのか。

今週公開の試乗インプレッションに先立ち、今回はスカイウェイブ250 タイプS ベーシックをフォトトピックスでお届けしよう。

フォトTOPICS(写真点数/11枚)

01タイプSのスクリーンは標準的なサイズ。ちなみにスカイウェイブタイプMはツーリングに適したロングスクリーン、タイプSSはストリート向けにカスタマイズされたようなショートスクリーンだ。

02スクーターながら速度計に加えてタコメーター、水温計、燃料系を備えた4連メーターパネルを採用。さらに外気温計、燃料噴射量と車速パルスから演算される燃費計も装備する。

03ハンドルは一般的なバーハンドルを採用しているが、トップブリッジにはメッキのカバーが設けられていて、コックピット周りのラグジュアリー感をよりいっそう高めている。

04ハンドルロック、シート下収納の開閉も操作できるメインキーは、不正コピーされたキーの使用を防ぐイモビライザーを搭載。また、メインキーの左には鍵穴のシャッターを開閉する機構を備えている。

05フロントコンパートメントは3箇所。もっとも広いスペースはロック機能付きで容量は約10L。右端は奥行きがあり、500mlのペットボトルも収納できる。中央にはDCソケットの電源を備えている。

06トップブリッジの両サイドにはそれぞれ約1Lの小物入れ。携帯電話やお財布など、すぐに出し入れして持ち歩くアイテムを収納するのに役立つ。フタはハンドルと干渉しないようスライドさせて開閉。

07シート下のトランクはフルフェイスヘルメットを2つ収納してもなお余裕のある大容量ぶり。なおシートの開閉部にはダンパーが備えられている。またシート裏には収納部を照らすルームライトが配置されている。

08走行時の安定感に大きく影響するバックレストは、レバー操作で前後に5段階の位置調節が可能。ライダーの体格やライディングのシチュエーションに合わせて最適なシートポジションを実現する。

09スポーティーなイメージを演出するリヤスポイラーは、そのままタンデムライダーの着座部分まで伸び、グラブバーの役割も兼ねている。デザインと機能を両立したパーツと言える。

10ブレーキは前後共に高い制動力のディスクブレーキを採用。シティユースでのキビキビした走行はもちろん、タンデムや高速道路で移動する際などには、制動力の高さが走りの余裕を生む。

11水冷DOHC4バルブのシングルエンジンはパワフルで扱いやすい。出足こそマイルドだが10~50km/hあたりの加速感は驚きに値する。市街地はもちろん、高速道路でも不自由なく走行できる。

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