懐かしのグリッター(ド派手)スタイル

掲載日:2019年02月06日 プロが造るカスタム    

取材協力/インターセプト
取材・写真・文/ガスグラフィックス

懐かしのグリッター(ド派手)スタイルの画像
スズキ スカイウェイブ250(インターセプト)

ビッグスクーターカスタムの流行は
ハデなカスタムが牽引した

ローダウンとマフラー交換から始まったビッグスクーターのカスタムが、一気に加速していったのは、各社よりエアロパーツが登場したことがきっかけだった。しかも、ルックスを大きく変貌させることができるエアロパーツは、フロントフェイス、リアスポイラーを中心に瞬く間に人気商品となり、全国から様々なブランドが誕生。さらにその中でも、存在感を強く主張できる製品が人気ブランドへと昇華していった。

インターセプトが造ったこのスカイウェイブは、4輪用タイヤの装着、セパレートハンドル化といった、今でも続くビッグスクーターカスタムの中でもハード系の流れを汲む正統派だ。そして、ひと際目立つリアスポイラーこそ「グリッター(ド派手)スタイル」の代表格として人気を博したエアロメーカー、セカンドハウスからリリースされていたエアロブランド、ズームなのである。

懐かしのグリッター(ド派手)スタイルのカスタム画像

これこそが、流行の創世記を思い出させる懐かしの製品のひとつであり、またその名残を残したまま、今のハード系スタイルへと継承しているミックス感が、とても印象的な1台なのだ。

ちなみに、一大ブームを巻き起こしたビッグスクーターの業界がひと段落したことで、雨後の筍のごとく次々と誕生したブランドは、今ではかなり消滅してしまっている。しかし、密かにこのズームは、今でも新製品が購入できるという貴重なブランドであることを、覚えておいてほしい。

懐かしのグリッター(ド派手)スタイルの詳細写真は次のページにて

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