マジェスティCの面影は一切なし! フルTMAX移植のスーパーカスタム

掲載日:2018年02月07日 プロが造るカスタム    

取材協力/トップモスト
取材・写真・文/ガスグラフィックス

マジェスティCの面影は一切なし! フルTMAX移植のスーパーカスタムの画像
ヤマハ マジェスティC(トップモスト)

TMAXのハイパフォーマンスを
マジェスティCに取り入れる

日本のビッグスクーターのカスタム文化を築き上げてきたマジェスティCと、排気量400cc以上のメガスクーターが主流のヨーロッパで、スーパースポーツに劣らない性能を持つスクーターとして登場し、その後日本でもコアなファンを獲得し続けるTMAX。この両車は、生まれた背景も、育ってきた過程もまるで異なる。しかし、そのキャラクターの違いに興味を持ち、それらを融合させて楽しむ術を覚えた一部のユーザーにより、この車両のような“MajeMAX”が国内では何台か存在しているのだ。

マジェスティCの面影は一切なし! フルTMAX移植のスーパーカスタムのカスタム画像

その中の貴重な1台であるこのMajeMAXは、埼玉県のトップモストが製作を担当した。派手なミューラルペイントが施されている時点で、TMAXによく施工される、走りを求めたチューニング&カスタムの方向性とは大きく異なることが分かる。フロントフェイスには特徴的なプロジェクターヘッドライトを持つ、ヤマハYZF-R1用を移植済み。しかも、前後の足周りにはTMAX用が移植されているのだから、マニアなユーザーでなければこの車両が一体なんなのか、想像もできないだろう。

なお、文章では簡単に説明しているが、エンジンも足周りも、マジェスティCとTMAXではその構造が全く異なるため、大がかりな加工を必要とする。フロントのステム周りの加工から、エンジンのマウント、そしてそれらのバランス調整まで。信頼できるプロショップでない限り、このレベルの車両は誕生しないということを覚えておいてほしい。

トップモスト マジェスティCの詳細写真は次のページにて

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