ホンダ PCX ハイブリッド(2018)

掲載日:2018年09月29日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ホンダ PCX ハイブリッド(2018)の画像
Honda PCX HYBRID(2018)

量産二輪車初のハイブリッドシステム採用
ワンクラス上の加速を実現したモーターアシスト

ゆったりとしたライディングポジションや上質な雰囲気などが持ち味のPCXシリーズに、新たにPCXハイブリッド(Hybrid)が加わりました。この車両は、量産二輪車としては世界初となるハイブリッドシステムを搭載したモデルです。PCXシリーズには力強さと燃費が売りのeSPエンジンが搭載されていますが、このPCXハイブリッドはさらにモーターの動力を上乗せすることで、機敏なスロットルレスポンスと、ワンクラス上の動力性能を実現しています。

ハイブリッドシステムの電動モーターは、従来のACGスターターに駆動アシスト機能を追加したものです。本来は始動や発電を担うのがACGスターターですが、その基本構造を変えずにコンパクトなアシストモーターとしても使えるようにしています。また、ステーターの鉄心には、四輪ハイブリッド車にも使われている電磁鋼板を採用して効率を向上。なお、モーターを駆動するエネルギーは、走行中にACGスターターで発電し、リチウムイオンバッテリーに蓄えられた電気です。

モーターアシストの特性は、左側ハンドルのモードスイッチで選択することが可能です。「Dモード」は快適で低燃費なアシスト、「Sモード」はアシストを強めたスポーツ性の高いモードです。そのほか、アイドリングストップを使用しない「アイドリングモード」(アシストはDモードと同じ)も用意されていますので、走行シーンやライダーの好みに合わせて切り替えて走ることができます。なお、メータには選択しているモードが表示されるほか、モーターのアシストレベル、リチウムイオンバッテリーへのチャージレベル、リチウムイオンバッテリーの残量表示もあります。

燃料消費率は60km/h定地燃費で55.0km/L、WMTCモード(クラス1)では51.9km/Lと、モーターアシストなしのPCXよりも良好です。ブレーキにはフロントのみが作動する1チャンネルタイプのABSを装備しています。シート下の一部はリチウムイオンバッテリーにスペースが割かれていますが、それでもラゲッジボックスはフルフェイスヘルメットを1つ収納できる23Lの容量を確保しています。車体色はパールダークナイトブルーのみ、メーカー希望小売価格は消費税8%込みで43万2,000円です。

ホンダ PCX ハイブリッド(2018)のここがポイント!
  • ● 量産二輪車世界初のハイブリッドシステム
  • ● 加速性能を高めるモーターアシスト機能
  • ● 切り替え可能なモーターアシスト特性

ホンダ PCX ハイブリッド(2018)のライバルはこれだ!

  • ヤマハ
    E-Vino

    レトロポップなビーノをEV化した、原付1種の電動スクーター。定格出力は0.58kW、満充電で29km走れる。家庭用100V電源で充電可能。23万6,520円(税8%込み)。

  • ヤマハ
    NMAX ABS

    コンパクトな車体に、走りの楽しさと燃費・環境性能を両立した124ccのブルーコアエンジンを搭載。最高出力は9kW(12ps)、価格は35万1,000円(税8%込み)。

  • ホンダ
    PCX

    エンジン駆動のみのPCX。2018年4月のモデルチェンジで、剛性を高めた新フレームやスマートキーなどを採用。アイドリングストップも健在。34万2,360円(税8%込み)。

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