販売台数でもトップクラスビッグスクーターの新定番

フォルツァシリーズは、現在国内軽二輪車市場においてもっとも売れているバイクのひとつ。2007年度は11ヶ月間販売台数トップという記録を打ち立てており、今やビッグスクーターの定番とも言えるモデルです。現在で3代目のなるフォルツァですが、スポーツイメージをまとって登場した初代は、並み居るライバルに対してあまり大きなアドバンテージを作れませんでした。しかし、2004年に登場した2代目フォルツァでは、ビッグスクーターに要求される走行性能、積載能力、ルックスなどを大幅に進歩させ、一大ヒットモデルとなったのです。そして、2007年に再びフルモデルチェンジを行い、さらにパフォーマンスを向上。現在も大きな支持を得ています。また、車両自体の高い人気により、カスタムパーツの種類も豊富にラインナップされているため、ただ乗って楽しむだけでなく、いじる楽しみもあるモデルとしても注目を集める存在です。今回は、そんなフォルツァの魅力をクローズアップします!

クラス最大級の積載能力

ビッグスクーターに求められる能力の一つとして、収納があります。フォルツァは250ccスクーターで最大級となる約63リットルを確保。また、タンデムシート部がワンタッチで外れるため、アクセスしやすくなっているのも特徴です。

豊富なカスタムパーツ類

大人気モデルのということもあって、カスタムパーツの種類は圧倒的と言えるほどのラインナップ。バイクブロス取り扱い商品だけでも1000点を超えており、どんなカスタマイズでもユーザーの思うがままに楽しむことができるでしょう

先進技術の積極的に導入

これまでのさまざまなバイクに先進技術を取り入れてきたホンダですが、フォルツァも例外ではありません。現行モデルではオートマチックミッションに、二輪製品では世界初となる負荷判断で自動的にシフトする機能が採用されています。

選べる車種バリエーション

フォルツァは豪華仕様のZと、ZのABS付きモデル、シンプルな装備で価格を抑えたXの3車種のほか、工場オプションにてX/Zともにオーディオを標準装備したモデルを設定。選べるバリエーションも人気の要因となっています。

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最高の質感と機能性を両立したビッグスクーターのベンチマーク

フォルツァZを一言で表現すると、「スキのない完成度」がふさわしいでしょう。基本的には2004年に発売された2代目フォルツァのフォルムを受け継いでいますが、中身は飛躍的な進歩を遂げています。特に収納能力が高く、ボタン一つで開閉するシート下収納や、機能的なフロントコンパートメントを採用。また、メーターまわりやシートの質感も高められており、所有感を満たしてくれる完成度となっています。
走りの面においても強化が図られており、新設計のEvolver-4Vエンジンは静粛性と滑らかな走行フィールを実現しています。また、オートマチック機構“Honda Sマチック”には、7速マニュアルモードの他、二輪製品としては世界初の負荷判別機能を採用。走行条件に応じて最適な駆動力を得られるシフトポジションを選択し、高度なテクニック無しでスポーティなライディングを楽しめます。便利なだけでなく、走りも楽しめる上質なクルーザーとして、納得のポテンシャルを持っていると言えるでしょう。

  • 情報満載の多機能メーター

    スピード指針とタコメーターはアナログ、その他情報はセンターの液晶部分に表示。シフトモードやポジションはタコ内に表示され、メーターの夜間視認性は良好です。液晶部分にはリアルタイムに燃費が表示されます。

  • スマートキー採用で始動も簡単

    カードキーを携帯していれば、車両に近づいてメインスイッチを操作するだけでエンジン始動ができるHondaスマートカードキーシステムを搭載。夜間にカギ穴を探すなどといった、面倒な手間を省いています。

  • 手元で走りを手軽にコントロール

    フォルツァZには、通常走行のD、スポーツ向けのS、7速マニュアル、スロットル操作に合わせて自動でシフトチェンジを行うオートシフトモードなどが採用されており、ライダーの好みの合わせた走りを楽しめます。

  • クラス最大級のシート下収納力

    シート下の収納は、63リットルと十分余裕のある広さ。タンデムツーリングの荷物でも余裕で収納できます。分割式のフロントコンパートメントをあわせれば、大抵の荷物をバイク内部に納めてしまうことができます。

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ビッグスクーターブームの立役者

1990年代後半から、バイクシーンを席巻したビッグスクーターブームの立役者としてマジェスティの存在は外せません。現在はフォルツァ同様3代目となっており、スタイリッシュなアーバンクルーザーとして高い人気を誇っています。マジェスティで特に注目したいは、シートの開閉。フロントシートとリアシートが観音開き仕様になっており、片側ヒンジより開口部が大きくなるため、荷物が収納しやすくなっています。

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ロー&ロングの個性的スタイルが魅力

マグザム最大の特徴は、他のビッグスクーターにはない圧倒的なロー&ロングスタイル。タンデムのしやすさや足つき性のよさ、個性的なスタイルと言う面では、他のビッグスクーターに比べてマグザムがリードしています。今回紹介したビッグスクーターの中では最も新しいですが、カスタムパーツのラインナップは充実してきています。他と違う1台を作り上げたいなら、マグザムは面白い選択ではないでしょうか。

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クラス最高出力のエンジンパワー

スカイウェイブの魅力は何と言っても250ccビッグスクーターの中でトップクラスのエンジンパワー。19kW〈26PS〉/7,500rpmのハイパワーを活かした、スポーティな走行を楽しめます。また、他に先駆けていち早くマニュアルモードを採用したのも特徴。収納に関してもフォルツァに匹敵するサイズを誇っており、利便性も十分です。カスタムパーツ数についても増加の傾向で、注目株の1台といえるでしょう。

快適さと利便性がさらに向上したハイレベルなコミューター

フォルツァをはじめ、近年のビッグスクーターの性能向上は目を見張るものがあります。便利だけど走りの方はいまいち…と思われていたのは過去の話。現行モデルはどれも十分な走行性能を持っています。快適性にはついては言わずもがな、モデルチェンジの度に強化されており、街乗りや毎日の通勤・通学、そしてタンデムツーリング等で活躍するバイクとして、のビッグスクーターはオススメできる存在。あなたも一度、先進のコミューターを楽しんでみませんか。