掲載日:2012年01月30日
プロが造るカスタム

さかのぼること6年前。2006年に製作されたバイクである。当時から既に、カスタムシーンで頭角を現していたブラットスタイルは、もはや原形を留めないスタイルへとXSを昇華させた。そして現在に至るまで、ストリート系カスタムの先駆者としてその名を馳せている。
「見せ場? 難しいね。当時はXSを使ったバイクでこんなチョッパーはなかったから。しいて言えばそういった全部が見せ場になるかな」
代表高嶺氏が産み出すカスタムのポイントは「マシンバランス」に尽きる。国内外問わず、今まで彼が手掛けて来たバイクは総じて、“乗り手が跨ることで完結”するフォルムを形成している。大き過ぎず小さ過ぎない車体のボリューム感に、不思議と街中に調和するどこかヤンチャな雰囲気。この辺の感性は培われたものというよりはむしろ、素質に拠るところが大きい。
カスタムメニューは主に、シート下からの「ドロップシートレール加工」や、要所に用いた「ハーレーパーツ」、キャップサイズが小さいという理由で敢えて選んだ「英国製ピーナッツタンク」と、すべてのポイントにおいて同店ならではのカスタムマナーが潜んでいる。そしてこの「マナー」と「バランス」の融合がブラットスタイルの真骨頂だ。
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