ヤマハ ドラッグスター250

掲載日:2014年08月26日 プロが造るカスタム    

写真・文/小川伸晃

ヤマハ ドラッグスター250

カスタム費(車両代別)72万円

これぞボートラップ的オールドスクール!

ロー&ロングを体現した本格的なアメリカンスタイルと、小排気量ならではの扱いやすさから、特に女性オーナーに人気が高いドラッグスター(DS)250。ボートラップが制作したこのDS250も、オーナーは女性の方であり、フルカスタムを施しつつも、乗りやすさを生かした1台となっている。

ボートラップと言えば、W400/650のソフテイルカスタムなどストリート系カスタムのイメージが強いが、過去にはバルカンを数多く手がけており、アメリカン系だってお手のもの。スプリンガーフォークや本革仕様のソロシート、スモールテール、アルミフェンダーなど、おなじみのパーツを使い、バランスよく仕上げている。ジャンル的にはオールドスクールだが、よくあるオールドスクールスタイルに終わらせていない箇所が、低く、ナローなシルエットを作り出しているSR用のアルミチョップタンクだ。定番のスポーツスタータンクやボブタンクではなく、あえて他車種用のチョップタンクを流用するところに、同店のセンスと、技術力が感じられる。マットで仕上げたホワイトのカラーリングも注目だ。

フレームには一切手を加えず、Fフォークとリアサスを換装することで、乗りやすさはそのままに、DS250がもつロー&ロングなフォルムをさらに強調している。まさに、見てカッコいい、乗って楽しい1台だ。

フレームには一切手を加えず、Fフォークとリアサスを換装することで、乗りやすさはそのままに、DS250がもつロー&ロングなフォルムをさらに強調している。まさに、見てカッコいい、乗って楽しい1台だ。

定番のアイテムを使いつつも、要所要所でハズシをいれることで生み出される、他とは一線を画したオリジナリティあふれるスタイリング。これこそが同店の個性であり、長年築き上げてきた匠の技なのである。

ヤマハ ドラッグスター250の詳細は次ページにて

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