掲載日:2011年03月09日
バイク購入ガイド


クラシカルでグラマラスなスタイルを持つ
カワサキの現行モデルでは唯一のクルーザー
タンク上部からのストレートラインが、そのままスイングアームに直結する独特のフォルム。それを豊かな曲線でまとめ上げた大らかで華やかなフォルムは、圧倒的な存在感を放ちます。リンク式モノショックを備えるリジッド風のフレームに搭載する水冷4ストロークV型2気筒SOHC4バルブ902ccエンジンは、ボア88.0mm×ストローク74.2mmのロングストロークエンジンで、低回転からトルクフルな特性を発揮するだけでなく、心地良い鼓動感とリズミカルなVツインサウンドが味わえます。デュアルスロットルバルブを搭載したフューエルインジェクションは、アクセル操作に忠実なレスポンスと高回転域までスムーズに吹けあがる快適なクルージング性能を両立。エンジンの外観も完成度が高く、クロームメッキ部分を除くと、あとはすべてブラックパウダーコートによる黒塗装。フィンのエッジはポリッシュが施されます。
20リットルと容量の多い燃料タンク上部には、クロームメッキが施されたメーターパネルコンポーネントをレイアウト。「クラシック」の称号が意味するとおり、フロント、リアともにクロームメッキのスポークホイルを採用し、ワイドなアップハンドルとともに高級感のある佇まいを醸し出します。堂々としたワイドハンドルと鞍型シート、そしてフットボードが生み出すポジションは、680mmの低いシート高と相まって自由度の高いリラックスした姿勢です。足まわりはフロント16、リア15インチの小径ホイールを採用。ブレーキは前後ともシングルディスクで、フロント300mm、リヤ270mmのローターには2ポッドキャリパーをそれぞれ組み合わせます。180mmのリヤタイヤは、迫力あるリヤビューを演出。駆動系にはメンテナンス性、騒音低減効果に優れたベルトドライブを採用しています。
発売開始は2007年2月でしたが、当初はフロント21インチ・キャストホイールの「バルカン900カスタム」と2本立てのラインナップでしたが、現在ではクラシックに1本化しています。また、2008年12月にはバルカン900カスタム スペシャルエディションも販売されました。フューエルタンクとリヤフェンダーに美しいピンストライプが施され、メーターパネルやエアクリーナーボックス、マフラーをシックなブラック仕上げにした特別仕様車でした。
文/青木タカオ
バルカン900クラシックのここがポイント!
●最大トルクをわずか3,000rpmで発生させるトルクフルなエンジン
●艶かしいバルカンラインを彩る上質なクロームパーツ
●駆動系にベルトドライブを採用し、メンテナンスに手間がかからない

[スポーティ&クラシック・クルーザー」をコンセプトに、'08年より北米市場に投入。エンジンは942㏄の60度V型2気筒SOHC4バルブで空冷式を採用。欧州名はミッドナイトスター。
■ 関連する記事を見る