掲載日:2019年05月19日 プロが造るカスタム
取材協力/CLUB 1.2(TEL048-255-9289)、光さん記事提供/ロードライダー編集部 ※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2018』に掲載された内容を再編集したものです。
カスタムには、時代を代表するベース車や手法、使用パーツといったものがある。時にそれは、古くささを感じさせることもある。だが後の整備や車両全体のアップデート次第で、それを乗り越えることも可能だ。
CB-Fオーナーズクラブ南関東支部長を務める光さんの1100Fは、時代ごとの定番、そしてその当時にはないものをワンオフ加工等できちんと昇華し、古さを感じさせずに現役で居続ける車両として仕上がっている。
初代CB1000SF(1992年末登場)のクイックアクスルリリース付きφ43mmフォークや、ニッシン4Pキャリパーにダイマグ3本スポークホイールはかつてCB-Fカスタムで多く見られた定番。CBR750(エアロ)加工スイングアームは、ホンダ純正アルミアームを使うための選択。でも、古く見えない。きちんと乗り続けられ、エンジンオイル交換も含めてプロによる=クラブ1・2での整備を定期的に受けている(光さん談)ことも要因のひとつだろう。