漆黒の闇夜ときらめく星をイメージしたベスパの特別仕様車「Notte」GTS Super 300とSprint 150が登場

掲載日:2019年04月18日 トピックス    

取材協力/ピアッジオグループジャパン
取材、写真、文/山下剛
構成/バイクブロス・マガジンズ

漆黒の闇夜ときらめく星をイメージしたベスパの特別仕様車、「Notte」GTS Super 300とSprint 150が登場

スチール製モノコックボディとスイングユニットエンジンを搭載するスクーターを1946年から生産しているベスパ。数々の文化と歴史をつむいできた名ブランドに、イタリア語で「夜」を意味する特別仕様車「Notte(ノッテ)」が新たに発売された。

星空を表現したカラーリングは
ウエアコーデを楽しむにも最適

車体色はマットブラック、金属パーツ類は光沢あるブラックペイントで仕上げられた「Notte」は、GTS Super 300とSprint 150の2モデルがラインナップされる。いずれもエンジンやシャシーの諸元に変更はなく、モノコックスチールボディが生み出すベスパ特有の走りを味わえる。

車体色はマットブラックといっても、ただの艶消し黒ではない。小さなメタリックフレークが全体にちりばめられており、闇夜にきらめく無数の星々が表現されている。陽光の下はもちろん、夜の街明かりでもノッテは夜空をその車体に映し出したかのように、静かに存在感をアピールする。

通常モデルではクロームメッキが施されるパーツ類もすべてブラックアウトされているのもノッテの特徴で、黒以外のパーツを探すことがむずかしいほど徹底している。

GTS Super 300 Notte(71万8000円)は、278・水冷4ストローク4バルブ単気筒に、電子制御インジェクション採用のQuasar (クオーサー)エンジンを搭載。ゆとりある排気量ならではのパワフルな加速性能が特徴で、ABSだけでなくASR(アンチ・スリップ・レギュレーション=電子制御トラクションコントロール)も採用することで高い安全性能を有している。

小型二輪クラスとしては小さく、混雑した都市部で扱いやすい。それでいて原付や軽二輪よりもしっかりとした車格を持ち、天気のいい日の遠乗りや週末のツーリングでも余裕ある走りを楽しめる。オールマイティに使える頼もしさがGTS Super 300 Notteの特徴だ。

Sprint 150 Notte(49万8000円)は、155・空冷4ストローク3バルブ単気筒「i-Get」エンジンを搭載。もちろんボディはスチールモノコックで、前後12インチホイールの軽快さで街なかをキビキビと走れる。

フロントブレーキにABSを備える他、盗難防止イモビライザーシステムも内蔵。USBポートからスマートフォンの充電や電熱ウエアへの給電を行える利便性も備えている。

どちらのノッテにも高級感と凄味を同居させた佇まいがあり、カラフルな服装が映えるためウエアコーディネートを自由に楽しめるのもうれしい。ライディングウエアだけでなく、一般アパレルも組み合わせたコーディネートでバイクライフを楽しむ人にも相性がいいベスパなのだ。

GTS Super 300 Notteの詳細は次ページにて

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