掲載日:2018年11月25日 プロが造るカスタム
取材協力/ブライトロジック 記事提供/ロードライダー編集部 ※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2017』に掲載された内容を再編集したものです
ヨシムラ車を始めとする、いわゆるレプリカ仕様をオーダーされることも多いブライトロジック。この車両はオーナーからのリクエストで2013年ヨシムラ8耐仕様(#12のヨシムラスズキレーシングチーム=津田/ブルックス/青木組)にモディファイされた1台だ。
フロントカウルは当然ながらクレバーウルフ製耐久タイプだが、シートカウルはストリートタイプ&テールランプ(後付け)なしの特注品。外装色およびデカールは2013年8耐レーサーのドンズバであることは言うまでもない。
「タンクはビーターさんが作ってるアルミなんですけど、この車両に付いてるのは、純正のフューエルキャップが使えるウチのオリジナル品です。純正キャップだとブリーザーとかが必要ないのでストリートメインで使うには、こっちの方が使い勝手がいいんです」(同店代表・竹中さん)
JBマグ鍛に換装された前後ホイール、前後オーリンズ製サスペンション、F:ブレンボ・ラジアルキャリパー+サンスター・プレミアムレーシングディスク、R:ブレンボ削り2Pキャリパーなど、各部仕様も8耐レーサーに迫る内容。バックステップ、マフラー(R -11サイクロン)などは当然ヨシムラ製パーツが奢られている。
同店にチューニングを依頼するもうひとつの大きな利点は、足まわりのセットアップ、エンジンパワーのマネジメント、操作系の質感に至るまで、極めて高いレベルでバランスされるという点にある。見た目も走りも超一級。これこそレプリカ仕様の理想型だと思う