【ホンダ】 新たな走りを追求したインテグラ発売

掲載日: 2012年04月18日(水) 更新日: 2013年12月11日(水)
この記事は2012年4月18日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 本田技研工業株式会社

ホンダは、「スクーティング モーターサイクル」をテーマに生まれたニューミッドコンセプトの兄弟モデル、インテグラを4月24日(火)に発売すると発表した。

以下リリースより

爽快で快適な走りと高い利便性を融合した「インテグラ」を新発売
~第二世代のデュアル・クラッチ・トランスミッションを初搭載~

Hondaは、新設計の水冷・4ストローク・OHC・直列2気筒700ccエンジンに有段式自動変速機のデュアル・クラッチ・トランスミッションを組み合わせた大型モデル「インテグラ」を4月24日(火)に発売します。

このインテグラは、「ニューミッドコンセプト」シリーズとして開発した3モデルの1台で、開発のキーワードを“SCOOTING MOTORCYCLE(スクーティング モーターサイクル)”と定め、モーターサイクルの走りの楽しさとコミューターの快適性・利便性を高い次元で融合させたモデルです。

エンジン、フレーム、ホイールは、ニューミッドコンセプトシリーズ共用としながら、エアマネジメント性能に優れたカウルやスクリーン、快適性を追求した大型シートなどの採用によって、コミューターの快適性と優れた利便性を実現しています。

エンジンは、低・中回転域での力強い出力特性に加え、燃焼効率の追求による低燃費化を目指し、理想的な燃焼室形状や低フリクション技術などを多岐にわたって採用。燃費は38.0km/L(60km/h定地走行テスト値)を達成しています。簡単な操作で変速が可能なデュアル・クラッチ・トランスミッションは、軽量・コンパクト化を図った第二世代へと進化させ、ATモードとMTモードを設定。優れた伝達効率によって、ダイレクト感のある走行フィーリングが味わえます。

車体は、しなやかさと剛性感を高い次元で両立したダイヤモンドフレームと、高い路面追従性を発揮する前・後サスペンションや大径17インチの高圧ダイキャスト製の前・後アルミホイールを採用しています。

スタイリングは、モーターサイクルの機動性とコミューターの快適性を融合させたオリジナリティーあふれる斬新なデザインとしています。


インテグラ/パールサンビームホワイト

インテグラ/キャンディーグレイスフルレッド-U

インテグラ/パールコスミックブラック

■メーカー希望小売価格(消費税込み)/808,500円
※ 価格には(リサイクル費用を含む)保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません

=インテグラの主な特長=

■スタイリング
開発キーワードの“SCOOTING MOTORCYCLE”を具現化し、躍動感と優雅さを両立させたオリジナリティーにあふれたデザインとしています。フロントビューは、マルチリフレクターヘッドライトと被視認性の高いワイドサイズのウインカーをV字型に組み合わせるとともに、防風効果に優れたスクリーンの採用により先進的なイメージを実現しています。アンダーカウルは、エンジンへ積極的に走行風を導くとともに、エンジンの熱をライダーに直接当てないように工夫を施したエアロダイナミクスに優れた形状としています。

■エンジン
燃焼の高効率化と燃費の向上に寄与する低フリクション化を徹底的に追求したニューミッドコンセプトシリーズ共通の新開発エンジンは、最適なバルブタイミングを設定したことに加え、ピストンに樹脂コーティングを施すとともに、摩擦を低減するローラー式のロッカーアームには二輪車初となる軽量アルミ素材を採用しています。また、270°位相クランクによる不等間隔爆発と1軸1次バランサーの採用により、振動を低減させながら心地よい鼓動感を味わえるエンジンを実現しています。排出ガス浄化システムは、浄化効率を最大化させるため、キャタライザー(三元触媒)をエキゾーストポートの直下に配置し、燃焼ガスを高温のまま触媒を通すことで、エンジンを始動後にキャタライザーが早期活性化するようにしています。また、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI※)も組み合わせることで、力強くスムーズな出力特性でありながら、優れた環境性能を実現しています。
※ PGM-FIは、Hondaの登録商標です

■デュアル・クラッチ・トランスミッション
Hondaが二輪車用として世界で初めて開発し「VFR1200F」に搭載したデュアル・クラッチ・トランスミッションを、油圧回路のシンプル化を図るなど、さらに軽量・コンパクト化した第二世代へと進化させています。走行モードには、状況に応じて的確なシフトアップ/ダウンを自動的に行う「ATモード」、マニュアル・トランスミッション感覚でシフトスイッチにより任意に変速できる「MTモード」を設定。ATモードには、一般走行に適した「Dモード」と、スポーティーな走行に適した「Sモード」があり、Dモードはライダーの操作から、市街地や峠道などさまざまな走行環境を判断する制御があり、最適な変速制御を実現します。さらに、ATモード走行中にも「シフトアップ/ダウン」スイッチで変速が可能であり、走行状況に応じた最適なタイミングで「ATモード」に自動復帰する機能も設定しています。これらの先進機能の採用で、利便性が高く、かつダイレクト感のある走りを楽しむことができます。

■車体
ニューミッドコンセプトシリーズ共通のフレーム、エンジンをベースにしながら、コミューターの快適なライディングポジションを実現しています。サスペンションは、フロントにクッションストローク120mmのテレスコピックタイプを、リアにはアクスルトラベル120mmのプロリンクサスペンションを採用することで、路面追従性に優れた走りを可能としています。ブレーキは、前・後輪連動ブレーキシステムにアンチロックブレーキシステムを組み合わせた「コンバインドABS」を標準装備しています。

■カラーバリエーション
パールサンビームホワイト、キャンディーグレイスフルレッド-U、パールコスミックブラックの3色を設定し、お客様の幅広い要望に応えられるものとしています。

[ お問い合わせ ]
本田技研工業株式会社
お客様相談センター
TEL/0120-086819

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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