こんにちは!バイクブロス通販部の今成です。さて、今日はバイクブロス通販の人気商品としてアライのフルフェイスヘルメット「アストラルX」をレビューしちゃいます。茨城までの日帰りツーリングで、まる一日使い倒してみたその結果はいかに・・・?

ツーリングモデルなのに?!

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ところでワタクシ「アストラルX」について大きな勘違いをしておりました・・・このモデルって「アストロツーリング」の後継ではなくて、アライのトップモデル「RX-7X」をツーリング用にチューンした物だったのですね。

今までのツーリングモデルって、どうしてもレースモデルより少しランクの落ちる物が多かったので、RX-7Xの安全性がこのクラスに降りてくるのは、個人的に大歓迎。最高の物を身につけたいツアラーは少なくないハズ。

少なくともアライにこだわるユーザーは、アライの安全性に対するスタンスを買っている部分が大きいですからね。このクラスにアストラルXが投入されるのは、そう言う意味でも存在意義が大きいと思いますね。

最新のプロシェードは思ったよりも?

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ちなみに、みなさん気になるのはやっぱり「VAS-Vプロシェードシステム」ですよね?サンシェードピーク(バイザー)の役割を果たすこのシステムは、ワタクシもどんな利点があるのか気になってたんです。

写真左上の画像の通り、VAS-Vプロシェードは3段階に角度を調整可能なのですが、操作はカンタン。シールドと同じように片手で「カタン・カタン」と動かすだけ。一般的なインナーバイザータイプのヘルメットでは「バイザーおろすボタンってどこだっけ?」と、手探りになる事もあるのですが、プロシェードは目の前に「それ」が見えているワケですから手探りする必要がありません。

またインナーバイザーは、気温差などで曇ってしまう場合があるけど、プロシェードはそもそもシールドの外に出ているので曇る心配は無いでしょう。プロシェードの長さがハンパだという方もいるようですが、サンシェードをしたのを忘れてトンネルなどに突入しちゃうと「前が見えん!」ってシチュエーションもあるんです。こんな時、下半分が見えているというのは安心感高いんですよね。

それと風圧の影響や風切音を心配してる方もいるようですが、正直他のアライのプロシェードなしのモデルと差があるようには感じませんでした。ただ、こればかりは乗るバイクの空力にも関わる問題ですから、一概には言えませんけどね。

曇りなき視界!だけど・・・

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別売りとはなりますが、アストラルXのシールドは、曇り止めの「ピンロック」に対応しています。ワタクシもアストロIQの頃から使ってますけど、コレ無しのフルフェイスってあり得ないぐらい重宝してます。みなさんも同じですよね?

正直これが出た当時は「とは言え結構値段するしなあ…」なんて思っていたのですが、朝晩の気温差や停車時の呼気による曇りは、曇り止め剤を使ってもキリがないし、ツーリングのたびに「曇り止め剤忘れた!」とかやっちゃうんですよね。結局ピンロック買った方が楽だし安い!コレ結論です。

ただ、最近視力が落ちてメガネを使うようになったのですが、シールドがパーフェクトでも、メガネの防曇性能が追いつかず(防曇加工レンズを使ってます)停車時の曇りはシールドを開けて対応せざるを得ないのですよね。走り始めればヘルメットの性能のおかげで曇りは取れるのですが、ここはもう少しメガネに頑張ってもらいたいところ。

操作性もアップしたベンチレーション

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アストラルXではQVF/QVRダクトと呼ばれる通気用の小型ダクトが付いていますが、昔から気になっていたのがダクト開閉の操作性。昔この手のダクトはシーソー式のスイッチだったのですが、ボタンが小さすぎて厚手のグローブを使うと操作し難かったんです。

それが時代と共にどんどんボタンが大きくなり、今回フロント側はかなり大きなスライドスイッチに。これぐらい大きいと操作が楽ですね。さらにリアのダクトは2つ穴から3つ穴になったので、通気量も体感で3割増しと言った印象。

個人的にRX-7Xのような大型ディフューザーは、ツーリングマシンには大げさで雰囲気が合わないと思っていたので、QVF/QVRダクトのルックスは上品で好きですね。

アストラルXでひとっ走り!

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そしてこの日は茨城県常陸太田市にある「レストランこぐま」さんまでひとっ走りしてきました。ラム肉(サフォーク種)のステーキが美味いと評判のこちらのお店。老夫婦が営むアットホームな雰囲気です。自慢のサフォークステーキは、羊独特の香りがありつつ、くさみを感じさせないもの。しかもライス・サラダ・スープがついて1836円とコスパ高し!

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帰り道は広域農道を繋ぎ、日帰りで軽く600kmほど走ったでしょうか。アストラルXともすっかり慣れ親しみ、旅の相棒として万人におすすめ出来る内容だと確信しました。最高レベルの帽体と直感的に使える操作系。アライが言うところの「上質と喜び」がアストラルXには息づいています。さあ、これからの日差しが強くなる季節、アストラルXと最高の旅に出かけませんか?

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Arai HELMET ASTRAL-X(アストラル-X)

◆規格:スネル・JIS
◆仕様:帽体/PB-SNC2
◆内装:ハイフィッティングアジャスタブルFCS内装
(抗菌・消臭内装/オプションにて調節可能‐特許)
◆シールド:VAS-Vプロシェード標準装備
(※ピンロック別売
◆サイズ:54cm/55-56cm/57-58cm/59-30cm/61-62cm
◆カラー:グラスホワイト/グラスブラック
/アルミナシルバー/フラットブラック

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