バイクブロス編集部員の徒然なるひとり言
更新日: 2017年7月13日 13:49:21 カテゴリー:

6月の台湾は8月の日本

by: norose (投稿数: 33)

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台湾のライダーが日本でバイクツーリングを楽しむことが増えているようなんです。台湾より涼しいし、高速道路が使えるし、台湾と比べたら走りごたえがあるからでしょうか? ならば、日本のライダーが台湾を走ったっていいジャマイカ! ということで、スクーターRIDEでご紹介したKYMCOのAK550納車イベントの翌日。AK550での台湾ツーリングが実現したので、その時に感じたことなぞをご紹介します

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狭いと思ったら大間違い!
ワタクシ「台湾は日本より国土が狭いわけだし……」と侮っておりました。ごめんなさい。台湾は島の西側が平地・東側は山が連なる地形となっていて、その西側の平地がかなり広大なのです。少し走れば峠越えという日本の本州よりも、広々した印象を受けました。なんか北海道チックな直線道路も多かったですよ。現地のライダーが大排気量のバイクに憧れるのもナットク!

上の写真は台湾新幹線の車内から撮影したものですが、正面奥に見えるのが島の東側の山になります。その手前が平地です。けっこう平らでしょ? 新幹線越しですが台湾西側はずっとこんな感じでした。

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バイク用通行帯があるので割と走るのラク
スクーターが猛烈に多いからでしょうか。バイク用の通行帯が、幹線道路では車道と路肩の間にあるので、バイクで走るのはわりとラクでした。駐車にもそれほど困りません。が、車道や側道から突然車が路肩に入ってきたり、平然と逆走するスクーターがいたり、郊外に行くほどドラマチックな場面に遭遇する確率が高まるので、そんな状況を楽しめる心の余裕が必要不可欠です。

ちなみに、上の写真はコンビニで休憩するためにみんなで路駐したところです。こんな感じでバイクが置けるスペースくらいは、どこにでもあるように感じました。

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アツイのです
アツイというのは、気温がね、暑いんですよ。6月の下旬に行ったんですが、梅雨明けして猛暑にうだる8月の関東地方くらいの気温でした。そんな暑さの中、地元のライダーは厚着してる人が多かったんです。私はメッシュジャケットでしたが、先導のKYMCOテストライダーは3シーズン用のジャケットでエアインテーク締めたままでしたし、一般ライダーもけっこう厚着でびっくり。

上の写真。地元のライダーですが、服装からすると日本では春先のイメージですよね? こう見えて気温は30度以上なんですよw。厚着ってことがわかってもらえるかと思います。

地元のライダーは、どうやら「そういうもんだ」と思っているような印象でした。現地の専門誌が日本や海外のバイク媒体の情報を紹介してるケースがあり、その中でライダーが着ているウエアが、正直、台湾では厚着過ぎるものが多いのかもしれません。「無理しなくていいんですよ、プロテクション重視でラクな恰好で乗ってくださいね」という中国語を次回は覚えて訪れたいと思います。

AK550 イベントレポートその1 試乗会編

AK550 イベントレポートその2 美女納車編

AK550 イベントレポートその3 ユーザー編