バイクブロス編集部員の徒然なるひとり言
更新日: 2018年1月17日 19:52:51 カテゴリー:

生中継を観れないレースは「スマホフル活用」で楽しむ!

by: tsuchiyama (投稿数: 39)

ども。先週金曜日に東京オートサロンを取材したデータが吹っ飛びかけてかなり焦ったRyoTです。いや、マジでヤバかったです…….

さて、ダカール・ラリー2018も残すところあと4ステージとなりました。「今年はダカールを追いかけるぞ!」と正月から気合を入れていたのですが、うっかり忘れていて3日目から毎晩ダカール・ラリーの状況を追いかけています。

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Photo / SHERCO TVS RACING

僕は一応モータースポーツ好きのつもりなので、昨年もSBKを軸にMotoGPはほぼ欠かさずチェックしていましたが、シーズンオフのこの季節になるとレースがないのでやっぱりちょっと寂しいんですよね。

大好きなSBKの開幕は2月末だし、MotoGPの開幕もまだまだ先。いま始まっている世界的なモータースポーツなんて、AMAのスーパークロスくらいですからねぇ~。そんななかで開催されているのがダカール・ラリーです。この世界的なビッグレースが「モータースポーツ・ロス」のこの時季に毎日やってるなんてどう考えたって最高じゃないですか!

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ミラノショーで撮ったヤマハWR450F Rally

でも問題は、いま日本では地上波テレビでの放映がないことなんですよね。

90年代前半はテレビ朝日系列でパリ・ダカールラリーの30分ダイジェスト番組が毎日放送されてまして、当時中学生だった僕は毎日番組をチェックして、三菱パジェロの活躍に一喜一憂したものでした。(当時はル・マン24時間も地上波でやってましたよね!もちろん観てました。いま考えるといい時代!)

ダカールを追いかけなくなって早20数年、今年こそは南半球で開催されているダカール・ラリーをなんとかリアルタイムで楽しめないものか……とあれこれ調べていたら、なんとダカール・ラリーの公式アプリを発見したのです。

じゃーん!

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これが「Dakar 2018」の公式アプリ。

コースガイド、各クラスのライダー&ドライバー紹介などレース系アプリの基本を押さえていることは当たり前なんですが、特に便利なのが「Live Timing」「Live News」「Ranking」の閲覧ページ。
「Live Timing」ではラリーの日程がスタートしたら、リアルタイムでステージ順位が確認できます。また、ステージ内の各チェックポイント&ウェイポイントの通過タイムを細かく指定してソートできるので、どの選手がどこでミスしたのか又は挽回したのかも何となく把握できちゃいます。
「Live News」ではダカール運営スタッフが各クラスの出来事を短文で紹介。「●●選手がクラッシュした」「●●選手がコースを外れた」「ステージ優勝は●●選手」と現場の状況を手短に教えてくれます(英語ですが)。
「Ranking」ではステージ順位と総合順位がひとめで確認可能。もちろん各ステージのランキングも遡って確認可能です。ほかにも公式のダイジェストやインタビュー動画もあったり(5分程度)。アプリの仕様には少し慣れが必要ですが、慣れてしまえばホントに便利!

これに加えてTwitterのダカール公式アカウントをフォローしていれば、日本にいながらにしてかなりの精度で現地状況が把握できるんですよ。地上波放送がないのは残念ですが、スマホひとつで地球の裏側で開催されているラリーをかなり楽しめるので、この1週間ほどは眠くなるまで布団の中でアプリをチェックしているほどです。
そうそう、スマホでも楽しめるレースと言えばマン島TTも忘れちゃいけません。

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スマホがあればマン島TTもレース状況が確認できる!

↑の写真は2017年のマン島TTレースの時のLive Timing画面。画面上部に並んでいるのが地名で「グレンヘレン」「バラフ」「ラムゼイ」とセクター毎の通過タイム&平均速度がチェックできます。昨年はスマホ2台を駆使して、1台はLive Timingチェックに、もう1台はラジオアプリを起動してTTの実況をやっているラジオ局「マンクスTTラジオ」にチャンネルを合わせて実況音声を流しつつ、マン島TT公式Twitterでのニュースチェックや、長いマウンテンコースのマップ確認に使ってました。ここぞとばかりに文明の利器フル活用です(笑)。
映像こそないものの、これだけでもかなりTTを楽しめましたね、ホントに。ラジオの実況音声には現地の音も入るのでマシンのサウンドとかも大音量で聞こえて気分もかなりアガリました。あまりに面白かったので今年もこのスタイルでマン島TTを楽しむ予定です。

さあダカール・ラリー2018も日本時間今晩未明のステージ11を含めて残り4ステージとなりました。

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Photo / SHERCO TVS RACING

KTMは17連覇を果たすのか、それともホンダが勝つのか。最後の最後までまったく目が離せません!
そそ、つい先週今年のダカール・マシンチェックの記事を作ったので興味ある方はコチラでご覧くださいませ!

混戦・波乱が続くダカール・ラリー2018/有力チームの参戦マシンをチェック!

ではまた!