バイクブロス編集部員の徒然なるひとり言
更新日: 2017年9月19日 16:52:22 カテゴリー:

自分でやってはいけないこと、に気が付いたときはもう遅い!

by: tanaka (投稿数: 47)

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このところ週末限定で愛車メンテに勤しんでいるタナカです。写真がモノクロなのは夜に家の中で撮ったから。若干ブレているのも暗いから。自然光ではなく電球のアンバー色に照らされると写る色がウルサくなるのでモノクロで撮りました。ほんの少し前までテレビもモノクロだったんだから、違和感は無いと信じます。

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ヤマハSRに長く乗っていらっしゃる方ならご存じでしょうが、そこそこ走るならステムベアリングは定期的に「打ち直す」べきメンテ箇所。センタースタンドをかけてフロントを浮かせてハンドルを左右へ動かしてみると「プルンッ」とハンドルが真ん中の位置で止まる。これはベアリング(レース)が摩耗している証拠。摩耗はいけません。新品に交換です。

ということで自分でやってみましたが……これはプロにお任せする類のメンテでした! 専門誌の読みすぎ?というか同じフロアで仕事しているせい?なんでフツーに自分でやってしまったのか意味が分かりません。

まず必要な純正部品を購入します。フロント周りを分解します。交換すべきパーツと購入した純正部品とを見比べます。形状が異なります。「え?なんで?」と冷たい汗が出てきます。

純正パーツの形状が変わっていたなんてのはよくあることですが、まさかベアリング部が変わるとは考えられませんでした。ボールの数も違うんですよ(結果なんとかなったので、まあべつにいいんです)。

また、ベアリングレースの打ち込みも、アッパーはやりやすいからいいのものの、ボトムは難しかった……。下から上へ、コツンコツンと片手ハンマーと当て具で叩きながら垂直&平行に打ち込むのは至難の業。何回かやり直してしまっただけではなく、フレームに傷までつけてしまいました……(泣)。

やってはいけません。ステムベアリングの打ち直しなんて、自分でやってはいけません。

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ちなみに、もはや世界標準、グローバルスタンダード、当たり前すぎて言うのも恥ずかしいくらいですが、外したホイールは「タイヤ交換用井桁(イゲタ)」にオンです。タナカはセルフタイヤチェンジはやりません。でも井桁は好きです(2セット所持)。

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