モトメンテナンス編集部ブログ-バイクのことならバイクブロス

post : 2009年06月09日  comments (6)

楽しかったトレールミーティングも無事終了し、エルシノアは再び通勤快速マシンとして活躍する日々に戻りました。
…が、ミーティングの際にここぞとばかりにブン回してしまったせいか、EXポートから排気漏れが。

●ハァ……掃除メンドクサイ。

林道とワインディングでスロットルを開け開けにしたせいで、いつもより早く排気漏れ。

僕のエルシノアですが、実はEXフランジ周りの部品がひとつ欠品しています。そのせいかどうかは分かりませんが、定期的にバラして掃除、液体ガスケットを塗りまくって組みなおす……この作業を頻繁に行わなければいけません。組み直してしばらくは具合が良いのですが、走行500kmほど経過すると徐々に排気が漏れ始めます。そうなると明らかにパワーダウンしますし、音も大きくなってくるのですぐに対処しなければなりません。車体も汚れますしね。

ってことで、今朝作業してきました。

●コレが欠品のパーツ。

No.40がその欠品パーツ。昨年も確認したけど、2009年4月時点でも欠品。たぶんもう出ねぇッス。

このパーツは僕が車両を引き継いだ時点で付いていなかったので、どんな材質のものか不明。僕のエルシノアが頻繁に排気漏れするのは、やっぱりこの部品が無いせいか??

●フランジ周りの部品。

以前撮った写真ですが、ココに写っている白いリングがP/L上でNo.42のガスケット。

この白いエキゾーストガスケットは、なんと紙製。厚紙をリング状に何枚も重ねたような構造です。このパーツは新品でも出るのですが、新品を組んでも排気熱のためか走行500km位で焼損してしまいます。僕は排気漏れが始まるとフランジ周りをバラしますが、この白いガスケットは毎度黒焦げた残骸となって姿を現します。正直、耐久性は低いかと。

耐久性の無い紙ガスケットと欠品パーツが原因(たぶん)で、短いスパンでの整備が必要となるエルシノア。なんとか恒久的な対策を施したいところです。ヤマハやスズキのようにネジ式でガッチリ閉まるフランジだったら、こんなに面倒な思いをしなくて済むんだろうなぁ。

●今回はガスケット流用にチャレンジ。

【左】キタコ製ガスケット。外径は48mm位です。
【右】フランジ周辺のパーツ。分解したらひたすら油を落としてクリーンアップ。純正チャンバースプリングは張力が落ちていたので以前交換。こちらも純正は欠品なのでキタコ製の汎用品を使用。

用意したのはキタコ製バルカン用EXガスケット。径が近かったので購入。実は以前も同社のCRM250用ガスケットで流用を試みたのですが、僅かに径が大きくチャンバー根元に入りませんでした。で、今回は以前計測しておいた新品の紙ガスケットの寸法を参考にして、もう少し径の小さなバルカン用をゲット。このガスケット、構造的には、薄い鉄板をリング状に巻いてあります。(バルカンは4ストですが、CRMと材質は同じに見えました)

しかし、いざフランジに取り付けようとしたところ、外径はOKだったものの内径が小さすぎてフランジにハマらず。うーーん……EXガスケット流用は2連敗でゴザイマス。もっと正確に純正ガスケットの寸法を計測しなきゃダメだなぁ。しょうがないので今回はフランジに挿入できるように、ガスケットを適当にカットして使用。

●今のところは大丈夫です。

組み付け時には高耐熱シリコンガスケットを併用。まぁ、しばらくは大丈夫でしょう……。

欠品のために「応急処置的作業を繰り返す」という、悲しくむなしいメンテを強いられています。近いうちに用品店めぐりをして、ドンピシャサイズのEXガスケットを捜索してきます。今度こそ見つけなければ!!

コメント一覧

マキシさん

06月09日(Tue)

20時55分

スプリングマウントのチャンバーは、硬いガスケットじゃダメですよ?。振動に追従しないからね。フランジとチャンバーのクリアランス計って、ややきつめの耐熱のOリングとかゴムブッシュなど探してみて。規格サイズで良い感じのがあればラッキー♪寸法だけ見て合わなくっても内径小さめで伸ばしてピッタリ♪っていう場合もあるので頑張ってトライしてね。
まあ、ダメならフランジ側作っちゃえって感じですけど。

つちやまさん

06月09日(Tue)

21時04分

マキシさん
>振動に追従しない?
なんと! マジですか! だから純正ガスケットって紙だったのか……。うわー知りませんでしたよ。っつーことはまた漏れますね(泣)。

「ガスケットなんて、ただのスペース埋めだろ?」と軽く考えておりました、ハイ。早速週末は耐熱Oリングやらブッシュやら変わりになるものを探す旅に出たいと思います。
アドバイスありがとうございます!

マキシさん

06月09日(Tue)

21時21分

お、早いなまだ編集部なんだぁ?、おつかれさんです。
なぜ純正が紙なのかは知りませんが、水泳パンツのヒモみたいなのが入ってるチャンバーもあったよ。
フランジとのクリアランスしだいだけど、スプリングがしっかりしていれば今のままでも平気かもね。エンジンもラバーマウントじゃないし、スペース埋めればOKの場合もあるよ。

つちやまさん

06月10日(Wed)

20時38分

マキシさん
ホントなんで紙なのか謎です。でも振動を吸収するって意味では、確かに紙ならフレキシブルな気はします。
>水泳パンツのヒモ?
そんなもんがあるんですか!? いやいやビックリ! モデルによって様々な種類のガスケットがあるということですね。

今のところスプリングはしっかりしてますが、ご指摘頂いたようにやっぱりきちんと隙間を埋めてくれて、ある程度剛性のあるモノを探します。でも、そのためにはチャンバーとフランジのクリアランスをきっちり計らなくちゃいけませんね。

ジュリゾウさん

06月10日(Wed)

21時44分

土山さま、はじめまして。
このガスケットに関してですが、素人ながら思いつく事がありカキコさせて頂きます。
もしかして、欠品になっている部品はアスベスト製だったのではないでしょうか…?
だから供給廃止したのでは…?
あくまで憶測に過ぎないのですが。

つちやまさん

06月10日(Wed)

22時34分

ジュリゾウさん
はじめまして。書き込みを見てハッ!としました。かつて石綿は各部ガスケットに使われていたんですよね! 
これはジュリゾウさんの推測通りかもしれませんね!! だって紙のガスケットが出てくるのに、対になる部品が出てこないなんて、やっぱり不自然ですもん。

言われてみれば…ですが自分では思いつきもしませんでした。わざわざ書き込みありがとうございます。今後も何か気が付いた点などあればよろしくお願いいたします!


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