絶版バイクス編集部ブログ-バイクのことならバイクブロス

post : 2008年10月15日  comments (2)



 ツーリングから帰宅した直後の1時間程度は、
例によって「オイルまみれになった車体」のフキフキ大会!? 
綺麗だったウエスが真っ黒になる時間帯です。クランクケース下には
パーツクリーナーをプシュ?ッとやって、ウエスでフキフキしてます。
こんなときにも「メンテナンスリフター」の存在はありがたいですね♪
 実は、第二集合ポイントだった中央道石川Pに到着すると、
クランクケースの左カバーに汁モレ兆候が‥‥。えっ!? ベースパッキンかよ‥‥ 
なんて思いつつ左シリンダー下を覗き込むと、オイル汚れはカバー部分のみ。
ということは、汚れの原因は僕の前方を走っていたKH400号とH1-E号からの
「いただき物」ってことになりますね。確かにご両人の爆煙も凄まじかったですからね?
 とは言いつつも、今回のツーリングでは終始「爆煙」仕様だった白マッハ号。
したがってリア周りの飛び散り汚れはいつも以上に凄かった。
このフキフキ作業を終えたついでに、気になる部分を点検してみることにした。

 すると、以前にもトラブったことがあったオイルポンプの
樹脂製スロットルレバーカバーが、ポンプに干渉ギリギリだったことが判明。

↑左が初期KA用オイルポンプ周辺で左がH1-B以降のオイルポンプ
初期マッハはデスビ&ハイテンコードがあるため、樹脂カバーが付く。
ものすごく初期モデルは樹脂じゃなくてアルミカバーだったようですね。

ポンプカバーを取り付けることによってハイテンションコードがカバー内側と干渉し、
そのハイテンコードによって樹脂製のポンレバープカバーが押され、
状況によってはスロットルレバーの戻り具合が悪くなっていた可能性も
⇒必要以上にポンプが開いていた可能性もありますね。
 排気煙が出なくて心配になってしまうよりも、少しばかり多くても安心して走れるほうが
心臓には良いので良しとしましたが、それにしても今回の大爆煙はハンパじゃなかった。
ちなみに今使っている2ストオイルはこれまで通りエネオスの赤です。

 そのオイルポンプと言えば‥‥‥‥



点検時や取り外したときにバンジョー締め付け部分の
ネジ山コンディションが気になりますよね。
 僕の場合は、よっぽどコンディションが良いポンプボディーじゃない限り、
ほぼ無条件にネジ山修正を行ってます。
  そんなときに大活躍してくれるのが「リコイル」。 
絶版旧車が好きで乗っていると、
ところ構わずネジ山がナメていたりするので、気が付いたときにはリコイルで
ネジ山再生するように心掛けています。
 先日は、マフラーを外してフキフキしていたH2用マフラー前方固定ボルトM8
(センターマフラー)がナメていることを発見したので、近々、M8リコイルで修理しようと思ってます。
 このオイルポンプのバンジョー部分やマフラー固定ナットのような
「浅いネジ山」がナメてしまったときには、キットには含まれていませんが「0.5D」といった、
ネジ径(ネジサイズ)の半分の長さに対応したリコイルも販売されていますので、
必要なときは販売店で相談してみてください。
ネジ専門商へ行けば常時在庫している例もあるので安心です♪


【下穴加工&タップたては慎重に】


リコイルの下穴加工を施すときには、穴あけとタップ立てを連続で行い、
芯ズレが発生しないようにするのがポイントです。

【タップたて完了】


もちろんこの作業を実践するにはオイルポンプの「全バラが前提」になります。
分解経験が無く、作業に成功する自信が無い方はプロへの依頼をお勧めします。

【リコイル挿入?】


タップたてを終えたらネジ山をしっかり洗浄&バリなどが無いか虫めがねで確認する。
そして専用工具を使って浅ネジ用の0.5Dリコイルを挿入して舌を落として完成。
オイルポンプを組み立てたら、3箇所からしっかりオイルが吐出するか確認しましょうね。


コメント一覧

キムタツさん

10月15日(Wed)

18時16分

はじめまして。毎回勉強させていただいております。
私のKAには、ポンプカバーが付いていません…。
運転の度に「引っかからないだろうか?」と心配しています。自作しようにも、器用な人間でもないですし。
なにかいい手段があれば、教えていただけませんでしょうか?

たぐちさん

10月15日(Wed)

18時31分

こんにちは。
器用、器用じゃない、じゃなくて、心配なら購入、もしくは自作するしかないですよね。
見えない部分なので、見た目は気にならないし‥‥。
粘土でかたどりして、補強を入れつつFRP張りというのが、
一番簡単だと思います。頑張ってくださいね?


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