モトメンテナンス編集部ブログ-バイクのことならバイクブロス

post : 2009年02月23日  comments (1)

何故か国内仕様PLにて「バラ表示」があるHS-1/HS90のオイルポンプ


HS90グリーン号は相変らず絶好調!!
でも、やっぱりオイルポンプからのオイル滲みが止まらず、今ひとつスッキリしない状況が続いていました。
これまでの経緯としては、ガレージに仲間入りした直後にはオイルポンプからのオイル滲み=漏れを発見。
手元にあったオイルシール(CB72用!?)の厚さを薄くし、代用にて暫定対処。
その後、しばらくは滲みも漏れも無かったのですが、
昨年、気がつくとオイルポンプ室内がオートルーブの青オイルでドロ?っと‥‥。
そこで、以前の暫定シールを再び交換。ついでにポンプエンド側のオイルシールも交換。
ところが、まだオイル滲みが止まりません‥‥。

そこで再び全バラに。

オイルで濡れている跡を頼りに分解を進めていくと‥‥‥‥

パーツリストによる見出し番号で「17番」のパーツがダメージを受けている雰囲気。


以前、分解したときに交換しなかった!? かどうかは不明ですが、
あきらかにこの小さいオイルシールが犯人の様子。



ちなみにオイルポンプのオイルシール関係は、ヤマハ純正部品で今でも入手可能。
ただ、オイルポンプは本来非分解部品であり、一度全バラにすると復元が超?大変。
特に、ディストリビュータを回転させるリングギヤにはワンウェイ機能が組み込まれており、
このワンウェイ機能用のピンとスプリングが小さく、組み立て復元は超?大変!!
リングギヤを逆に組み込んでしまうと、オイルポンプのエア抜きを出来なくなってしまうのと同時に、
最悪の事態になることも‥‥。
ということで、初心者さんにはバラしをお勧めしませんが、
せっかく部品を購入できる=国内パーツリストに表記があるので、
再び全バラ&オイルシール交換を実践しました。
また、この17番オイルシールは裏表逆に組み込むと、
シールリップに対して油圧の掛かる向きが逆になるので、組み込む際には状況把握をしっかりしましょうね。



復元後、オイル吐出量の調整が不可欠ですが、
どうもアイドリング時におけるプランジャの作動量が多い=吐出量が多いので(実走行でも爆煙気味!?)、
0.2mmの銅板をカットし、シム調整を再度やり直すことに。
ヤマハ純正サービスマニュアルによれば、
既定値は0.20?0.25mmで最低でも0.15mmの作動量となっている。

真鍮製の純正シムと銅板製の自作シムを組み合わせ、結果的には作動量を0.25mmに調整。
これで既定値以内なので、多少、煙が多い程度になるのでは? と思ってます。
ポンプを復元するときには、以前にもリポートしたワンウェイバルブ用スチールボールの入れ忘れに注意。
また、ワイヤー調整は、アイドリング時にワイヤーを引っ掛けるプーリー横の刻線が
回り止めピンと一致するように遊びを調整するように指示されています。

これでオイル滲み問題とは、しばらくはオサラバできる!! といいのですが‥‥

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中川さん

03月15日(Tue)

11時05分

分解整備しましたがエアーがなかなか抜けません苦労してます


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