モトメンテナンス編集部ブログ-バイクのことならバイクブロス

post : 2009年02月11日  comments (0)

スムーズに作動することの素晴らしさ!! これが基本ですね。


「当時物」という漢字3文字にこだわる絶版車ユーザーさんが数多い現実ですが、
僕にとってありがたい“当時物”とは、例えば70年代モデルだったら、
本当に70年代当時に補修部品として流通していた純正新品部品になります。
例えば、メーカーによっては、新品部品でも、後々(80年代以降)に作られたものは、
新車当時に取り付けられていた部品とは似て非なるものだったりするケースがあったりして、
80年代当時、納品された新品部品にガッカリしたケースが多々ありました。
だったら中古部品でも当時物(もちろん程度の良い物)の方が良い、
ということになりますよね。まぁ、考え方は人それぞれですが、当時物といった表現の定義も
人それぞれですので、本人が納得できればそれがすべてだと思います。
でも最近は、そんなガッカリ系新品部品でもチョ?高値だったりするから、2度ガッカリです。
だからこそ、ショッププロデュースのリプロダクションパーツに期待を寄せている
ワタクシであります。何よりリプロパーツをプロデュースするというその熱意には感謝感謝です。

で、最近お世話になることが多い静岡の「BPYamato/大和(やまと)工業」さんにも感謝です。
僕のマッハ用グレーケーブルを始め、CB750P用ケーブルやAX125用ケーブルは、
すべて同社にお願いしてワンオフしていただいております。
BPYamatoにはケーブル補修キットも用意されていて、ディープなサンメカには大好評。
小物部品の単品販売も機種によってはあるらしく、先日、動きが悪くなってきた
HS90のスロットルケーブルを補修しようと思い、中古サンプルを送って、
同タイプの金具を購入しました。完全に同じ部品ではないものの、
寸法的に合致するのでまったく問題無く使うことができます。


何より、中古で動きが悪いカピカピケーブルで走っている方が気分悪いし、
BPYamatoが扱うインナーケーブルはステンレス製でサビに強くチョーしなやかで、
その作動性の良さはスチールワイヤーの純正部品とは比較にならないほどです。

ということでHS90用スロットルケーブルを補修しましたが‥‥

いざ作業に取り掛かると、持っていると思い込んでいたΦ5mmアウター用エンド金具が無い‥‥ 
仕方ないので、一部のアウターケーブルは再利用し、インナーケーブルを
しなやかなステンレス製に交換しました。


↑これが動きが悪かったスロットルケーブルの構成部品。
ジャンクションは差し込み部分で折れてしまっていました。


↑ステンレスワイヤー用のフラックスにタイコをセットしたケーブルを浸し、
その後に、ハンダポットの中の溶けたハンダにタイコ&ケーブルエンドを浸します。


↑ハンダに浸したら硬いオイル(ギヤオイル)の中に浸し、冷却&潤滑処理をします。これが重要らしく、熱いうちに実施します。


↑左が純正のスチール製インナーで右がステンレス製インナー。しなやかさがまるで違います。


↑これが完成品。車体に取り付けて納得。スロットルを開けた後に手を離すと、スルスルっとスロットルが
戻るようになりました。現代のバイクのようにスパッとは戻りませんが、かなり改善され、
操作性は圧倒的に楽になりました?♪

BPYamatoのWEBを是非ともご覧下さい。ハンダ作業の方法やステンレスケーブルに関する
情報がいっぱい。サンデーメカニックには、ためになる情報ばかりですよ?!!


BPYamato/大和工業 http://bpyamato.jp/


コメント一覧

コメント投稿




雑誌紹介

モトメンテナンスモトメンテナンス

日々のメンテナンスから不動車の再生、そしてレストアまで「バイクいじり」を幅広くカバーするメンテナンス総合誌。あると便利な工具・ケミカルの紹介から、業者への発注の仕方、そしてアッと驚く工作テクニックまで、いじり好きの編集スタッフが自ら実践し分かりやすく紹介。

●定期購読・電子雑誌はコチラから

人気記事ランキング
記事カテゴリ